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「聲の形①(聖地巡礼)」

  • 投稿日:2017-01-09 16:12:54
  • 作成者:

前回のIAMAS(イアマス)図書館に行った理由は
『聲の形』の本があったからです。

古民家再生・活用や空き家対策の話を仲間内ですると
大抵行き着く先は「地域活性」になってしまいます。

いくら建物を良くしたり、その資金繰り(ローンや生前贈与)をしても
そこに住む人がいなければお話しになりません。
基本は、やはり「そこに住みたい」という人があって成り立つ話です。

「家」は人の住むところです。
住むとなれば、ぽつんと一軒家という塩梅にもいかないので、
近所とか地域とか人とか、そういう条件も大事です。

住み易さは、
住宅性能や資金繰りでは決まらないのです。

そういう条件を無視して
家は建っても生活は成り立ちません。


話は戻って、
住む人のことを考えるときに
「移住」(受け容れる)
「定住」(出ていかない)
・・・ためには、その地に住む理由がなくてはイケマセン。

人が集い定着するためにはどうしたら良いか?
これは住宅メーカーや銀行の領分ではありません。
かといって、全て行政に任せるのもムリスジでしょう。


そんな中で、
「聖地巡礼」が流行っていると言う話を聞きました。
「駅前通りでキャリーバッグとカメラを持ってウロウロしてる人はだいたい聖地巡礼の人」
・・・だそうです。
ええっ??大垣ってそういうところだったの???

「映画 聲(こえ)の形」の舞台が大垣市だというのです。
それって、どこかで聞いたことあるぞ。
そういえば、IAMAS図書館に本が置いてあったな。
という訳で、コミックを借りてきました。
聲の形舞台紹介

おおっ!なるほど。
あそこも、ここも知ってるトコやわ。
描写も忠実に再現されており、
これなら確かに現地を訪れた人には
「あのシーンだっ!」と感動を呼ぶでしょう。
新大橋(聲の形 舞台ガイドより引用)
引用元URL→http://www.ogakikanko.jp/koenokatati/

ネット上では
大垣を訪れた人による場面の再現をしたサイトもあって
想像以上に反響が大きいようです。

たった一人の一本のペンから生み出された
コミックがきっかけで人が動くというのも
声高に地域活性を訴える筋からすれば皮肉な効果です。
(まぁ、それに乗っかろうとするたくましさはありますが
やっぱり違うんだよね)

→「聲の形」が愛の形に 大垣市、オリジナル婚姻届作成(岐阜新聞)

とはいえ、
地元が注目されるこの現象は
もう少し研究してみたいと思います。


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OWL(アウル)・高橋義孝 住宅ローンは借金だけど、資産作りの手段です。 かしこく借りてしっかり貯める。 銀行の選び方・ローンの借り方・返し方を教えてます。 銀行出身のファイナンシャルプランナーです。 ツイッター:@mom_hom ホームページ:http://owlogaki.com/