「今月の金利(29年7月)」
今月の【フラット35】の金利は、指標となる10年国債の動きが月中を通して大きく動くことが
無く、7月適用金利は返済期間20年タイプで0.02%上昇しますが、35年タイプは変更が
ありません。
【フラット35】7月適用金利
返済期間 20年まで 1.03% (前月比+0.02%)
返済期間 21年以上 1.09% (前月比 0.00%)
市中銀行も短期固定(3年固定)で0.15%程度の引き上げがあるものの、10年固定は前月と
同じと言うところが多いようです。近隣の金融機関は変更ありません。
長いスパンで観ると、一昨年の『マイナス金利』以降は徐々に金利は戻しており、金利は上昇傾向
にあると言えるかもしれません。
反面、金利の指標となる国債は、金利操作のために日銀が大量に買い占め(?)ており、ついに日銀の
国債保有高は500兆円を超えました。量的緩和を打ち出す2012年の残高が164兆円だった
ことから観ると3倍以上です。市場に出回る量が少ないと、品薄=高価格となります。これは
国債と言う「金融商品」が価値は低く(低金利)ても売れてしまう事態になるので、再び低金利に
なる可能性もあります。長短金利差が無くなっているのも、その辺りの不透明さを反映している
からかもしれません。
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