「今月の金利(30年9月)」
今月の【フラット35】金利は、7月23日に発表された日銀の金利誘導目標を緩和を受けて、
一旦大きく上がって、8月以降再び下落しています。
先月、将来の金利について
「『やっぱ、そのままにしておこう』と何事もなく落ち着いているかもしれません。」・・・と
書きましたが、
・新発10年国債利回りは、
(7月) 0.95%
(8月) 0.95% ・・・本当に何事もなかったように同じ金利です。
ただし、月中の調達コスト増を受けて【フラット35】の金利は、0.05%上昇しています。
【フラット35】30年9月適用金利
返済期間 20年まで 1.31% (+0.02%)
返済期間 21年以上 1.39% (+0.05%)
【フラット35】S(当初金利を0.25%引き下げ)
返済期間 20年まで 1.06%
返済期間 21年以上 1.14%
7月の金利導入目標の柔軟化報道時点では、国債金利が4倍以上に跳ね上がり
(0.02% → 0.95%)
ちょっとしたニュースになりましたが、その後は予想通り元の鞘に収まっています。
【フラット35】の金利が0.05%アップに収まっているのは、急激な変動を嫌った住宅金融
支援機構が損を被っても金利を安定させたい思惑が働いたのでしょうか。
理由はさておき、住宅ローンを利用する人にとっては好ましい傾向が続いています。
(出典・日本相互証券株式会社)