注文住宅のマンガや施工実例、動画を見ながら地域の優良工務店が探せるハウジングバザール

住宅の工法、構造について

質問

床下(基礎部分)の断熱

ゲストさん

基礎部分の断熱について、外断熱と床下断熱のどちらがいいのでしょうか?
双方にメリット・デメリットがあるのは分かります。
ただ、床下は通気がいい方が優れている気がします。
知識不足なので教えて下さい。

回答数 38 解決日 2012/12/08

回答

ベストアンサー
 同じ基礎断熱という名前でも外側での断熱と、内側の断熱があり効果がまるで違うと認識しています。一般的には基礎断熱することで床下の換気はなくてもよいということですが、自分は冬はいいが夏は通気がほしいと思います
 基礎断熱は大半の方が基礎の室内側に施工されているようですが
これでは一度冷えたコンクリートの内側で断熱することによりそこに
結露が発生するそうです。基礎の内断熱はあまり効果がないようです。
(断熱材が後からボロボロに劣化しているという話を聞きます)
 基礎の外側に断熱(それも地盤から30センチ程度下まで断熱する・・・凍結深度以下まで)することで床下のコンクリートが外気の影響を受けなくなります。その結果年間を通して13~17度の地面の温度をコンクリートが蓄熱し続けることができます。
~なので外気30度以上の夏には15度は「涼しい」、冬の氷点下の時にも15度の地熱を利用できれば「暖かい」快適で過ごせる!
という話になります。課題は断熱材を好むとされるシロアリ対策で、これが怖いために大半の方は基礎内側での断熱をしていると思われます
 自分は断熱材のの天端にガルバリウム鋼鈑を折ったものをコンクリート打設前にかぶせておいてコンクリートと断熱材の隙間を食い進んできてもそこから進めないように工夫しています。(司コーポレーションのタイトモールドという基礎断熱型枠からヒントをいただきました。今後はこの商品を使ってみたいと考えています)
 万が一シロアリの侵入を許しても、べた基礎の床下は結構からっとしているのでシロアリが好む気温と湿度(確か25度75%以上)にはならないのでシロアリは侵入しても居心地がいい床下の環境にはなりえないと
考えています
 地面の温度が年間を通して一定であるということが、わからないと理解できかねるかもしれませんが、地下水は年間を通して一定の温度である=水の温度は地熱で温められているということで
精密なデータを求める学者様でない限りご理解いただけると思います。地下5mまでは太陽熱の蓄積の熱であるという話も聞いたことがあります
 毛皮のコートを着込んでも裸足で下駄を履いていれば冬は寒いです。家も人間も同じことだと自分は考えています
 情報収集した話をもとにお伝えしていますが、実際に施工してみました。
 その現場で真冬に研ぎバケツが全く凍らなかったこと、仕事をしている職人が工事中暖かかったので2月の工事中に暖房を止めて仕事をしていたという事実から、快適さを推測いただきたいと思います(新築3棟は実績あり)住んでいる方からも夏涼しく冬暖かいという言葉をいただいております。H23年3月に引き渡したお宅(Y邸)を今年の2月に訪問した際に床下に置いていた温度計は外気-5度の日で+9度でした。まさに夏涼しく冬暖かい家づくりが達成できていると改めて実感しました。
 基礎断熱しても冬は遮断して密閉、夏は開放して外気を取り入れる。「家も夏と冬に衣替えすると人と同じように快適で過ごせる」いうのが自分の考えです。参考になれば幸いです
                          手塚

日本には200種類を超える断熱方法が存在し、各営業マンは自信満々に語ることでしょう。見抜き方③つあります。①20年後もシロアリ対策ができるのか?②20年後もセルロースを腐らせる不朽金を阻止出来る工法なのか?③1と2をカバーした上で肝心な断熱性能は生涯続くのか?。ご予算の中で最高級のものを選ぶ事をお薦め致します。

 建物の基礎部分の断熱に関しては、外断熱と床下断熱のどちらが良いかは一概には言えません。建築物の用途や構造によって違いますしそれぞれに長所、短所があります。

 外断熱は本来コンクリート造りの建物に多いと思いますが、建物全体を断熱材で包みます。
 基礎部分に限定して説明すれば、施工は簡単に出来ますが、壁が二重になり機密性に優れている反面通気性が悪くなり、また使用材料が限られているのでコスト的には高くなります。

 床下断熱は大きく分けて床断熱と基礎断熱に分けられますが、特に寒冷地でない限り一般的には一階の床に断熱材を取り付ける床断熱が多いと思います。この工法はローコストの断熱材が使用できるメリットもありますが、施工者の技術で左右されるデメリットもあります。
床と基礎の間に空間が確保され、換気孔、排気パイプ等の設置により床下の換気が非常によくなり防腐、防蟻にも優れています。
なお、断熱効果は断熱材の熱伝導率、熱抵抗によっても違いが出来ます。
木造住宅には、一般的に床下断熱が多いようです。
 
 
施工にあたっては、床下にはコンクリート厚60mm以上打設、防湿フィルム0.1mm以上を敷設し、また防湿、防蟻、防臭に優れた効果を持つ調湿木炭の敷設をお勧めします。

この度は弊社へのお問い合わせありがとうございます。
ご質問を頂きました基礎部分のの断熱につきましては会社ごとにスタンスが異なると思いますが、弊社では床下断熱を採用しております。
ご指摘のように、床下のトラブルの多くは湿気によりものですので、その対策として弊社では基礎ゴム工法による換気を重視しております。通気があれば自然と湿気地策になり、土台・大引きの木部への環境が良くなり、その結果耐久性能が向上します。
木造住宅を手掛ける中で、木材の強度を保持するための基本ではないでしょうか。
基礎の外断熱を採用する会社は、建物本体も外断熱を採用している場合が多いようです。

以下、回答いたします。
基礎部分の断熱について、どちらが良いか、という判断はしかねると考えます。
といいますのも、家全体の計画換気の方法によって基礎部分の断熱の仕方は変わるため、「家の工法によって適する断熱方法は違う」ということが言えるからです。
①床下断熱(床下は室外という考え方)・・・
 第三種換気(自然給気、機械排気)では、部屋内に給気口を設け自然給気し、機械で強制排気します。このとき、床用構造用合板の下に断熱材(カネライト等)を敷くので、室内は室内、床下は床下で別々に換気を行っていることになります。
②基礎断熱(床下も室内という考え方)・・・
 建物の気密性能を上げ、第一種換気(機械給排気)で家全体の換気をコントロールする場合、基礎のコンクリートと土台の間の「基礎パッキン」という材料を、すき間無く設置し、密閉状態にします。そして、外気をある一箇所のみから給気し、床下と基礎の空間を通って室内に入れます。つまり、床下も「室内」という考え方になります。

以上、大きく分けて2つの換気方法があります。「断熱性」と「換気方法」は、一見して関係性が薄いように考えられますが、実は密接に関わっております。
よって、その建物の換気方法によって基礎の断熱方法は選択されるもの、と弊社では捉えています。
(※ちなみに、気密性を非常に高め、床下は室外と見なす工法も弊社では取り扱っております。→スモリ工法  詳しくはお問合せ下さい)

どちらも、室内の暖かさには変わりありませんし、床下の通気性も高いと考えます。
また、どちらも床下乾燥状態を維持できますので、シロアリ対策にも適しております。

ご返信遅くなり申し訳ありません。初めてのQ&Aでして、少し手間取ってしまいました。ご質問ありがとうございます。

床下の基礎なのですが、おっしゃる通り、どちらにもメリット、デメリットがあります。ざっくりお話しますと、外断熱は”断熱性”を重視した工法。床下断熱は”通気”を重視した工法です。これはどちらが優れているかというよりも、その地域の気候風土によって使い分けが必要かなと思います。

極端な話、北海道では「暑さ寒さを重視 > 湿気対策」ですので外断熱。
沖縄では「暑さ寒さを重視 < 湿気対策」ですので床下断熱。がオススメという考え方になります。

ちなにみ、私たちの場合はその良いとこどりをしております。
基礎は外断熱にしておいて、断熱性は保ちつつ、もし床下に湿気がたまった場合には、温度感知で換気する工法です。

ですので、気候風土や考え方によって使い分けをされたら良いと思います。
ありがとうございました。

地面に最も近く、常に外気と湿気にさらされているのが床下です。
建物の一階床からの熱損失を防ぐ方法として、床断熱と基礎断熱があります。
寒冷地でない限り、一般的には床下断熱で十分かと思います。


【床断熱】

建物の一階床下の全面に断熱材を取り付けて、外部の温度(熱気、冷気)の影響を
受けないようにする工法で、日本の住宅の大部分は床断熱です。

床下の風通しを良くするために床下換気口を設置します。



【基礎断熱】
床下に断熱材を施工せず、建物の外周に面した基礎立ち上がりに板状の断熱材
を施工し,床下換気口を設けない工法です。
床下換気口を設けず密閉するので外気の影響を受けません。

メリットとしまして、
上記にあげたように外気の影響を受けないので
夏は外気より低い温度の地熱により床はヒンヤリ涼しく、冬は蓄熱効果により暖かくな
ります。

デメリットとしては、
床下を密封しますので防蟻対策が難しく、シックハウスの恐れがあります。 
また、室内と床下の空気を循環させる為、冷暖房をする気積(容積)が増え、光熱費が
余分に掛かります。
室内と床下が通気できるようにする為、床下に中間ダクトファンを設置する費用も掛か
ります。
ダクトファンにより一階から空気を吸い込み床下に送風して床下の空気を攪拌し、
1階床のガラリから排気して居室と床下の空気を均一にします。



弊社では床断熱を採用しております。
床下通気方法としまして土台下に基礎パッキンを引き基礎外周部全てで通気を確保します。
これによりシロアリが住みにくい環境をつくっております。

回答が遅くなりすみません。
あなたが考えておられるように床下は通気が良い方がいいでしょう。
基礎部分の断熱については外断熱と床下断熱のどちらがいいとも言えませんが、ちなみに弊社は、床下断熱で施工しています。
なぜかと言いますと、やはり床下(木材)は通気がいいのが1番です。
その他、質問等ございましたらお気軽にお申し付け下さい。

はじめまして。私は宮城県大崎市の㈱東北リファイメントの高橋と申します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
このたびはご質問をいただきまして誠にありがとうございます。
基礎部分の断熱についてのご質問ですね。
断熱の方法には、お客様がおっしゃられている通り、外断熱と内断熱があります。
この場合、外断熱の方法としては、基礎部分にポリスチレンフォームやウレタン等の板状断熱材を施工します。
内断熱の方法としては、床にグラスウールやロックウール等の繊維状断熱材を施工します。
外断熱は、家全体の低湿度や高断熱がメリットですが、低湿度であるために冬季に室内の湿度不足が生じる可能性があります。
内断熱は、断熱性能は外断熱ほど高くなく、外気に面しているため木部の湿気高くなりやすいですが、施工が安易で冬季の室内湿度もある程度あります。
確かに、床下の通気は重要かと思われます。木の腐食は外気に触れる面から進行します。外断熱であれば、木部の外気の接触を抑制できるので、木部の湿度を低く保つことができます。内断熱の場合は、室内の床に断熱を施すため、床下の木部の外気接触は避けられません。発泡ウレタン吹き付けや床下換気の取り付け、竹炭敷き込みなどで対応します。
基礎部分の外断熱は施工に熟練が必要であり、一般的には床に断熱材を施す内断熱がほとんどです。

今回の内容がお客様のお役にたてればうれしく思います。
また、なにかございましたらお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。

株式会社東北リファイメント
お客様窓口  高橋 里美

断熱の事に関しましては基礎断熱が有利です。しかし、床下の通気も必要です。夏は床下に通気があれば有利でしょうが、冬は床下に冷気が入ってきますと床下に断熱材がないと家が寒くなります。そこで基礎断熱にして開閉式の換気口を付ければ夏は開いて通気ができ、冬は閉じて冷気の浸入を防ぐことができます。この開閉式換気口は手動の物もありますが、温度感知式形状記憶合金のバネを使った換気口がお薦めです。こらなら夏冬の開閉が自然にできますので手間いらずです。

※基礎外断熱の場合
 ・床下の空気を遮断してしまいますが、床下を換気する設備を設置した工法をきちんとすれば(24時間)快適です。
 ・断熱材の材質によっては、白蟻の餌食になることもあります。
 ・湿度の高い地域では向かないのでは・・・
※床下断熱の場合
 ・通気をすることによって床下材(土台・大引の木材)を長持ちさせる事が出来ます。
基礎外断熱・床下断熱の違いは上記のようになります。

神社やお寺の床下のように空気に触れることにより、木は長持ちをすると弊社では考えています。柱・梁も出来るだけ隠さず見せる真壁工法をお客様に勧めています。
よって、弊社では床下断熱を採用しています。
尚、下記の事にも注意が必要です。
 ・ベタ基礎、防水シートなどで床下の湿気対策をきちんとする。
 ・換気部(外回り)に物は置かないようにする。
又、断熱材は、ポリスチレンフォーム75㎜かデコス(セルロースファイバー)105㎜を弊社では採用しています。

基礎の構造的特徴(布基礎、ベタ基礎、スラブ基礎、逆スラブ基礎、地中梁基礎)によって考え方は変わります。又、断熱に関しては「外断熱」+「床断熱」であれば、
なお良い断熱性能です。通気に関しても、基礎の構造的な特徴が考えられ逆スラブ基礎を採用しなければ、床下(縁の下)の通気は確保できます。床下に空間が取れる場合でも自然通気では、外気の影響を受けると心配ならば、機械による換気(熱交換型)の選抜もあります。又床下に空間をつくらない逆スラブ基礎は、空間をつくらない事によって空気の流れを作らない考え方です。(コストダウンや建物の高さを減らせるので地震の際の振れ幅を多少軽減出来る考えもあるようですが地震に関してはむしろ地盤状況ありきの考えがもっともです。)ただ空間が無いと言うことは配管などのメンテナンススペースがない事になります。
 通気したほうが良いのは湿気による不朽菌などの繁殖によっておこるくされや白アリ被害への対策としてです。これも間取りによっては通気を妨げる基礎の立ち上がり部分を作る可能性もあるので通気に関してもコストや性能を考えると一概に結論は
難しいと考えられます。ただ日本では住宅瑕疵担保保険会社各社での瑕疵担保保険に基づく構造や断熱方法での工法の規定もそれぞれ解釈の差があるので、
設計の段階で確認したほうがいいです。

外断熱をお勧めいたします。第3種換気で部屋の空気を床下に取り入れ外に排気します。部屋の空気が床下に行きますので、床下が外気の温度・湿度に左右されることはありません。床下断熱ですと床下に外気が入るので床下の断熱性能や施工が悪いと外気の影響を直接受けてしまいます。冬は床が冷たく暖房をしても頭の方だけが暖かく足の方は寒いということが起こります。夏は外気の温度30~35℃、湿度60~80%空気が床下に入り地面の熱の影響を直接受けているベタ基礎の温度が24~26℃で結露を起こします。詳細を知りたければ(有)青木建設、青木清二まで問い合わせください。

当社を含め一般的には、通気基礎パッキンを使用し床下断熱が多いと思われます。
夏に関しては、確かに通気が良い方が優れているのかもしれません。
しかし、冬は乾燥気味なのであまり通気しない方が、断熱の観点から良いと思われます。
今後は、省エネで外断熱工法が多くなってくると思われます。
ただ、防蟻・強度(紫外線による劣化)には、注意が必要だと思われます。
個人的には、基礎立ち上がりに配筋を切らない為、丸型換気口(開閉式)を設置し、冬は閉口・夏は開口するのが、理想的だと思います。

工法的に通風、風通しの良い工法を推奨します。基礎外断熱は、基礎内での換気ができれば、良いと思います。私は、床下の断熱基礎通気を推薦します。部分、全体のコストとバランスもありますが。個人的には、床下断熱です。

基礎部分の断熱について、外断熱と床下断熱のどちらがいいのでしょうか?
双方にメリット・デメリットがあるのは分かります。
ただ、床下は通気がいい方が優れている気がします。

上記の質問につき回答します。

基礎部外断熱は確かに有効では有るとは思いますが、ご指摘とうり通気が有りません。
ないと言ってしまえば、語弊もあるかもしれませんが、この場合、人工的に換気(空気の対流)を目的としたものを設置すれば有効と成ります。ご承知と思いますが、空気は重いものが下に溜まります。当然、湿度も高くなりますから結露する要素も増えてきます。
床下で結露すると、ダニ.カビが発生します。絶対的な換気対流設備を導入するので有れば良いとは思いますが…換気対流機能が不足した物を使用し続けていると、対流させようと用意した(この場合、壁面.天井裏)通気層にダニ.カビを撒き散らしてしまいます。
私論ですが、私は「人は自然の一部」であると考えます。自然を最大限活かした住まいが一番オススメです。

遅くなり申し訳ございません

基礎断熱および、床下断熱にお答えいたします。

どちらも良いのですが、どのように施工されているかが

一番大切かと思います。

私は床下断熱で十分だと思います。

床下断熱

■メリット  

・冷暖房容積が小さくできるので、運用時のエネルギーの負荷を軽減できる。

・通気性(換気量)を確保している事が前提で、防蟻対策に優れている。

■デメリット

・気密をとるのが難しい。断熱材が脱落しない精度の高い施工が求められる。

・外部環境の影響を大きく受ける。

基礎断熱

■メリット

・気密施工が容易にできる。

・床下部が室温や地熱の蓄熱層として使えるので、室温の安定に効果がある。

■デメリット

・シロアリ被害が床下断熱の場合より多い。防蟻対策が難しく、シックハウスの恐れがある。

・基礎コンクリートの湿気が1年位は放散するので、結露事故の恐れがある。(床下内の換気が制御しにくい)

・室内と床下の空気が循環する為、冷暖房容積が増え、光熱費に影響が出る恐れがある。

基礎外断熱についてお答えいたします。
基礎断熱の方法は内断熱と外断熱があります。
内断熱は建物の内部(基礎部分の外部に面する場所)に貼り付けます。
基礎が完成した後に施工する場合が多いようです。
利点は施工が簡易。問題点は密着施工が難しいと思われます。
外断熱は基礎の施工中に設置しますので、
密着が良く断熱性能が良いと思います。
利点は外部の熱を伝えない、建物の熱を逃がさいないなど。
欠点は費用が高くなります。
最も大切なのは、シロアリ対策がしっかりできている事が重要です。
床下換気は外部の湿度や熱をそのまま床下に導く為、
湿気の多い日本では、床下に湿気が滞留して、
カビや腐食が出来やすくなります。低炭素住宅が12月から施工されます、出来れば、住まいの長持ちできる外断熱が良いと思いますが、
最後に、外断熱すると一年中床下は一定の温度で推移する事がわかっています。

基礎断熱には基礎外側断熱と基礎内側断熱の工法がありますが、基礎外側断熱は直接基礎部分が外気に触れないので、その分床下に熱の進入が押えられますが、外側の断熱材はシロアリなどの食害が発生することもあります。基礎内側断熱は基礎部分が直接外気の触れ、基礎内側断熱材で断熱するので基礎外側断熱材より効率は落ちる可能性はあります。その分シロアリの食害は少ないです。いずれの工法も床下全体は室内としての扱いになりますので、外周部分の基礎天場には気密パッキンの施工が必要になります。床下断熱工法は一般的には根太間に断熱材を充填する工法で、床下の気密性はなく逆に通気基礎パッキンなどを使用することで床下の換気は良くなりますので、高温多湿の日本の気候には良いかもしれません。
以上のことから基礎断熱工法は床下全体を室内としますので、建物の気密性は高くなりますが、その分外部からの湿気の進入が無いように注意しなければなりません、床下断熱工法はこれまで広く一般的に利用されている工法で、信頼性は高いと思います床下全体の気密性はありません。いずれの工法でもメリット、デメリットはありますので、一概にこの方法がベストだとは言えないと思います。

いい家つくり隊の家は、基礎断熱(外断熱)の家を作っています。

床下に換気を付けるのが、当たり前の様に考えられているのが現在の日本家屋です。しかし、いろんな工法の家の床下の温湿度のデータを取った結果床下には外気を入れないのが一番と判断しました。

床下断熱は、夏は湿度や温度の高い外気が床下に入った瞬間 床下の冷たい温度で急に冷やされ床を支えている木の部分(根太や大引き)などに、結露がおこり水分が付着し腐りの原因となります。 冬はどうでしょう~床下は外気と同じ温度です。床下断熱は、根太の間に入れる断熱方法です。冬は寒いのでお部屋は暖かく25度位にしたとします。外気温が0度なら温度差は25度 コップに付いた水の様な結露が木の部分では、おこっています。木は断熱効果の高い材料ですが、継続的な温度差では、結露の原因になります。

基礎の外断熱ならば、床下が室内と同じ温湿度になるので 空気の循環を考えてあれば 結露の心配はありません。

快適に住むには、もう一工夫・・・・

詳しく説明させて頂きますので 是非 住宅館にお越し下さい。
お待ち申しあげております。

ご質問にお答えします。
基礎または床下の断熱の違いは、工法上の問題と考えます。北陸の弊社におきましては、床下での断熱をお勧めします。湿気の多い地方で、弊社は湿気対策が、木の家では特に重要である。と、考えているからです。基礎の土台との取りあいは基礎
全周基礎パッキン工法を採用しているが為、床下での断熱を採用しています。

 しかし、場合によっては、基礎断熱も否定はしませんが、基礎断熱により温まった
湿気の多い空気を壁の中に上昇気流によって循環するのはいかがなもの?

 弊社は土台天端と床の隙間をなくし、さらにペーパーバリアでフィルムにて防湿
対策をしています。ともに、工法としては一長一短はあると思いますから、十分に
専門家の意見を聞いて検討してみてください。
 さらに、最近はべた基礎を採用する会社が多くなり、コンクリートの下には防湿フィルムを施工するのが標準になっています。ですから、床下の躯体には、風を与え、
通気することの方がいいのでは?と考えます。
                              ハザマ住建  狭間 勝宏

少々、長くなってしまうかもしれませんがご了承ください。
基礎部分の断熱につきましてまずいくつか重要なポイントがあるかと私は感じています。

   断熱するもの事態の「防蟻能力と対候性・強度」です。

外断熱という事ですと壁体部分も外断熱(ネオマフォームや押し出し系スタイロフォーム等)となるかと思います。それはご存知かと思いますが基礎だけ外に断熱をしてしまいますと外壁面と揃わなくなってしまうので外壁面も同じ素材にて断熱することが必要になるかと思います。という部分です。基礎部に対しては直接地面に接する部分なので防蟻には絶対的な施工をすることが求められます。農薬系の防蟻剤では保証は5年足らずです。5年後再塗布は難しいと思っています。壁内も同じです。そのスタイロフォームを基礎外側に張り付けて支持する製品がおすすめできるものがほとんどありません。過去にスタイロフォームと基礎の間にシロアリが侵入したケースもあります。(今では防蟻剤を練りこんだスタイロフォームもありますのでご安心ください。)
外断熱の部分の仕上げ方法も気になっております。セメントを練り付けている場合が多く少しの衝撃で割れが生じているのが現状です。その割れた部分に直射日光が当たりますと状態が変化して触るとポロポロになっていることがあります。そのような部分が私は気になっておりますので基本的に外断熱はおすすめしておりません。
弊社では基礎内断熱を採用しております。外気や日光の影響を受けないので経年変化も緩やかになっていると思います。やはり換気はしておりません。ザックリな表現ですと地熱温度に近いといえます。

床下断熱でもスタイロフォームを使用している会社さんが多いと思いますがしっかりとピッタリ隙間なく施工できていれば問題ないのですが切断がなかなか難しく隙間があいてしまうので現場施工の発砲ウレタンフォームにて隙間を埋めることが重要になります。隙間が空いては断熱材がないのと同じですからね!その場合は床下換気(通気)ができますので質問者様のお考えの部分だと思います。スタイロフォームも良いですが床断熱にはグラスウール系のものや再生紙でできたものがお勧めといえます。形状が膨らむという特性がありますので隙間に追従してくれのるので断熱欠損部分が起こりづらいです。
農薬でないシロアリ剤や壁内の断熱材等住宅にはまだまだたくさんの製品が使われています。
全てが良い面、悪い面がありますのでご検討中の建築会社様に気になる部分を色々と質問してみるとたくさん教えてくれると思いますよ!

長々とすみませんです。もしも間違いがありましたら後日訂正させて頂きます。

当社は愛知県日進市竹の山にあります。株式会社アサヒハウジング都築誠(つづきまこと)と申します。
この度は『ハウジングバザール』をご利用いただきまして、ありがとうございます。
ご質問の件につきまして当社の回答をさせていただきます。
当社の考えでは外断熱と床下断熱は床下断熱の方を重要と考えます。
夏涼しく、冬暖かい住まいは屋根断熱・内壁断熱・床下断熱・そして外壁の外ではなく、開口部(サッシガラス)を第一に考え、そして木造住宅は通気がとても大切だと考えております。外壁だけをしっかり断熱しても、サッシガラスも考えないといけないと思います。
断熱材もただ入っている断熱材としっかり断熱出来ている断熱材では全く違ってきます。建物は見えなくなる部分こそとても大切です。
断熱だけではなく、基礎や構造体もとても大切なってきます。
当社は建物だけではなく、建物が建つ土地も大切だと考えセットで住まいづくりを行っています。
うまくご質問の件に関しまして、回答出来ていないかもしれまんせが、当社は床下断熱が大事だと考えております。

外断熱と床下断熱どちらがいいか?のご回答です。
ご質問の基礎部分の断熱についてですが、基礎部分、建物の一階床からの熱
損失を防ぐ方法として、床断熱と基礎断熱の二つがあります。
  ・床断熱・・・床下部分を断熱する方法。特徴としては建物と基礎の環         境を分けることにより床下の通気ができる。
 ・基礎断熱・・基礎部分を断熱する方法。基礎外断熱と基礎内断熱の二つ
        の方法があります。特徴としては建物と基礎の環境を同じ
        にする方法なので断熱効果の性能は高くなります。

住宅金融支援機構の調査では、断熱地域区分Ⅰ地域(北海道等)で35.
5%、温暖地の地域で6.4%が基礎断熱工法を採用しています。

基礎断にしないより、したほうが良いのは当然ですが、寒冷地対応の基礎断
熱が、寒冷地で35%しか普及していないことから、温暖な地域では、オーバ
ースペック(過剰品質)ではないでしょうか?という見解もあります。

床下に風を通した方がいいのは当然の事なので、基礎断熱にする場合は換気
装置をつけ、湿気の逃げ道を確保します。したがいコストも多少かかります。
床断熱は基礎断熱よりリーズナブルです。
施主様のご予算と住居地域に合わせたお考えで選ばれるのが一番よいかと思
います。
当社では両方の方法を採用し、お客様の環境やご予算に応じて断熱方法を選
んで頂いております。もっと詳しい事を知りたい場合は直接ご来場下さい。
実際に施工した家も見れます。

お問合わせありがとうございます。

基礎部分の断熱について
設計担当の私、高田が回答させて頂きます!

基礎の断熱の方式についてですが一概にどちらが良いとは言えません。

外断熱は床下の通気をやめて基礎までを内部みなす工法で寒さの厳しい地域に良く用いれられます。
メリットとしては通気をしない事+地熱を利用する事で冬場の冷えが和らぎます。
デメリットとしては、湿気が貯まりやすい(布基礎の場合)
外断熱が白蟻の被害を受けやすいなどが上げられます。

床下断熱については、暖かい地方に多く床下を換気して涼しくする方式です。
メリットは施工、点検がしやすく、換気により基礎からの結露を防ぎ、材木も乾燥して白蟻の被害を受けずらい事などで、デメリットとしては冬場に底冷えがする事あると言えます。

夏と冬どちらを主とするとか地域性など(一概に暖かい所は白蟻の被害も多い)
どの辺を重要視するかによって良さに意見の差が出る所です。

歴史的に言えば、床下換気はベタ基礎が普及する前の布基礎主流時代に
白蟻の被害を防ぐ目的で決められた事なので、これからは外断熱が
普及していくと思われます。

その場合の注意点を上げますと、外断熱材は防犠性の物として定期的に見まわり点検に心掛ける。基礎からも竣工から2年程度まで湿気がでるので、床下板は湿気に弱い合板などは使わず、床材は湿気の吸放湿が出来る無垢フローリングなどを使う事などを心掛けて下さい。

当社においては、外断熱とした上で、地熱をさらに利用する為に基礎を上げ、残土処分量をへらした逆べた基礎も行って居ります。

以上長くなりましたが、何かのお役に経てれば幸いです。

何か不明な点がございましたらいつでも聞いてください。
良ければショールーム等にも遊びに来てくださいね。

ありがとうございました。

無添加エコ住宅

基礎断熱も床下断熱も技術仕様書等により確実に施工されればどちらも問題はないと考えます。大きな違いは、基礎断熱は基礎の中は内部空間。床下断熱は床下は外部空間です。
ただ、何を重視して?断熱方法選びをするか?だと考えます。
断熱材や方法により年間暖房費や冷房費を電気代に換算シュミレーションすることは大切だと思います。もちろん快適性は一番ですね。
福島原発事故後、原子力発電そのものが問われています。また、現在は個々が電気料金にて、再エネ・燃料調整費を負担しております。確実にで電気料金は負担が増えます。
私達はできる限り電気に頼らない生活を実現してくことも考えなければなりません。話は飛躍しましたが、基礎部分を蓄熱層に利用し、太陽熱エネルギーを利用して、自然の力を使って夏涼しく、冬暖かい空気をつくり、家中に届ける仕組みがあります。その場合は基礎断熱が最適です。
一般の住まいで使われている暖房費・冷房費・給湯は全体の約60%になります。この部分の電気を。太陽の熱エネルギーで暖房・冷房・換気・給湯がまかなえます。(空気集熱式ソーラーといいます。)住まいは家全体のバランスが大切です。ぜひ信頼おける業者様でトータルで家づくりを検討下さい。

株式会社彩建コーポレーションの小林と申します。
この度は弊社へご質問を頂き、ありがとうございました。
ご質問の基礎部分の断熱についてですが・・・
基礎を断熱する必要はないと思います。
弊社の標準仕様の床断熱材を入れることで、床下からの冷気は遮断
できます。
また、ご指摘の通り床下は通気が優れていることが大事です。
湿気はカビや腐朽菌(木を腐らせる菌)を招きます。またシロアリ
が寄り付く原因になります。以上、宜しくお願いします。

べた基礎工法なのか布基礎工法なのかは、わかりませんが、べた基礎工法の場合を述べてみます。スラブ下にビニールフィルムを敷き込む事が一般的であり地中からの水分上昇はこれでシャットアウトできます。ご質問の断熱についてですが基礎外周立ち上がり部についてのように、思われますが外断熱工法は一定の効果は望めますが断熱材の保護モルルタル施工が必要になりコストUPになることと経年劣化、地震時、雨による浸透等により剥離脱落が発生する可能性があります。
基礎立ち上がり内側に断熱材張り付けと土台上に断熱材をを充填(ウレタン材等)する工法がよいかと思います。要は床下からの冷気をいかに遮断するかですからコスト、施工、メンテナンスの良さを考えると基礎内側と床下断熱による工法をお勧めいたします。床下換気ですが土台パッキンより丸型換気口を少し多めに取り付けた方が通気はよいのですが基礎と土台の間に万が一雨水等が浸透した場合にはパッキンの方が有利とおもわれます。一般には床下換気は通常の工法であれば問題ないと思います。(ただし現地に合った換気計画は必要になります。)

基礎部分の断熱について、基礎断熱(内又は外断熱)として床下に、室内と温度差が少ない空気を循環させれば、一階の床面と天井面の温度差がより少なくなり快適に過ごせるはずです。
その為には、気密性能の高い建物でよどみなく空気を循環させなければ良くないと言えます。
気密性能を示すC値1㎠/㎡以下(これは建物の隙間が1㎡当り1㎠以下と言う事を表します。)の建物をお勧めします。
このたび引き渡しした建物(スーパーウォール工法住宅)のC値は0.46㎠/㎡、断熱性能を示すQ値2.17W/(㎡・K)、日射遮蔽性能を示すμ値0.042でした。

お問い合わせ有難うございます。
早速ご質問の件ですが
工務店様により返答は色々だと思いますが
中西木材では床下断熱をお勧めしています。
高気密住宅に於いて基礎断熱の利点も有りますが
①白蟻の問題
②木材の敵で有る腐朽菌の問題
以上の観点から、中西木材では床下断熱をお勧めしています。

またご質問とございましたら、何なりとお問い合わせ下さいませ。

「基礎部分の断熱について」私の考えを書きます。
私は、床下断熱の方が良いと思います。
床下の通気は、絶対に必要です。昔の神社・仏閣の床下は、風どころか人まで入れるように、向こうが見える程風が通りぬけるようになっています。だから100年・200年木造で建っています。が、現代の家は、風の流れを考えずに、建築屋さんの都合で床下に風を入れず、「木を蒸らす」様な家を作っているように思います。ハウスメーカーさんの家の寿命は、26年と聞きます。木造建築において、風を考え無いのは、致命的だと思います。だけど、床下に風を通すのは、基礎の中は寒いですので、床下での断熱材が重要になります。
基礎の中は、「寒く」部屋の中は「暖かく」しかし、木は「蒸らしてはダメ」が、私の考えです。お答になっていますか?
よろしくお願いします。蛇塚工務店 渡辺

こんにちは。床下断熱の回答をさせていただきます。私は基本的には木造の住まいでの強制換気は好みません。やっぱり日本の自然の風土に合わせて生きるのが人間本来の生き方なのかなと考えます。ですので床に近い部分での床下断熱で床下は自然に通気ができる環境を整えてあげる事が重要かと思います。

結論から書きますが、外断熱のほうがいいです。

床下断熱を何でやるか、どう施工するのかでも変わりますが、
多くの場合、発泡スチロール系の断熱材を床下に敷き込む方法です。
この方法の場合、床を支える部材である「根太」の間に隙間なく敷き込むのは難しく、断熱の欠損部ができてしまいます。
新築住宅で床が冷たいのは床下断熱だからです。
また、グラスウールのような綿状の断熱材の場合は湿度を含んでしまうと断熱性能が極端に落ち、断熱性能が落ちると結露するので悪循環です。

一方の基礎外断熱の場合、基礎コンクリートを断熱材がくるみます。根太のように細かく区切られていないので欠損が出にくいのが特徴です。
職人さんや業者さんによっての差が出にくいとも言えます。

ただし、基礎の外側に断熱材を配置するのにもっとも注意しなければいけないのがシロアリ対策です。
ここがきちんと対策をできていることは確認してください。

最後に床下の通気ですが。。。

文章で説明するのは難しいです。
誤解を恐れずに書き込みますが、床下の通気がなぜ必要ですか?
ベタ基礎の場合、床下の通気の必要性は低いです。
床下の通気が必要ないと言っているないですが、床下の通気は何のためにするのか?をきちんと理解しないと床下通気についての説明は意味がありません。

例えば新築直後は基礎コンクリートに水分が含まれています。
それを排出するためなら通気があったほうがいいですよね。
でも、それは「外気と同じ温度と湿度の空気」を「室内である基礎の中に入れてしまう」のはナンセンスなのです。

やっぱり文章は難しいですね。
少しでもご理解いただければ幸いです。

みなさま迷われる部分ですね。
断熱については、基礎・壁・開口部など、
お客様の建築地によって、考える必要があります。

基礎部分の断熱は、床下断熱が良いか基礎断熱(基礎外周部の断熱と、基礎内側の断熱があります)の選択になります。

寒冷地の場合、地中温度が基礎に蓄熱され、外気との温度差が生じて結露する危険性がありますので、基礎断熱を採用することが多いです。
土台は基礎から浮かせず、気密パッキンというものを土台と基礎の間に挟んで、基礎内に外気が入らないようにします。

注意点として、基礎コンクリートを打設して、約1年は基礎から微量ながら水蒸気が発生しますので、1F床にスリット(ガラリなどの開口部)を開けて、室内と同じように空気を循環させて、水蒸気を逃がした方が良いです。

床下断熱については、寒冷地以外であれば、まず安心して採用できます。
ただし、湿気のある環境(川や湖沼)が近くにある場合は、少し注意が必要です。

基礎内に湿気のある風が多く侵入した場合、基礎内や床下に風が当たり、湿気を溜め込みやすくなります。これは外壁の通気工法(外壁内を通気する施工)も注意が必要です。
この場合は、気密パッキンを用いて、基礎断熱をした方が無難です。

湿気が多い地域かは、建築地の近隣建物をよく観察して、屋根や外壁・基礎の立ち上がり部分などにコケやカビが生えていないか確認してみてください。

それと最後に、断熱は施工精度が最も重要です。
家はヒトがつくるため、施工ムラによって断熱性能が大きく左右されます。
どちらの断熱が良いかを決めて、依頼する建築会社を検討し始めたら、施工精度をじっくりと確認してください。
もちろん、自宅の建築がはじまったら、より厳しい目で確認していただきたいです。

こんにちは、佐久間工務店の加藤です。
どちらが優れている訳ではありません
特性を踏まえてしっかりした工事をすることが肝要だと思います。



○床下断熱の場合、
・夏の内部結露が発生して木部が腐る可能性あり
通気していても梅雨や冬のように乾燥している季節があるので通気が優れているとも限りません
・断熱区分が外断熱に比べて容積が少ない
・津波や床下浸水の多い場所の場合、たまった水をはやく処理できる。
・床下の断熱性能をしっかり確保する。

○基礎断熱の場合
・基礎コンクリートの湿気対策が必要あり
・断熱と基礎コンクリートの間のしろあり対策をしっかりする必要あり
・室空間と同じなので、換気をしっかりする必要あります
・床下利用がしやすい
・床下点検口などの床下空間の状況を確認できるようにする必要があります。
・地下水位が高いところでは不適
・コンクリートを床暖房などの蓄熱する方法の場合は優れている

よろしくご検討ください

ご質問いただき、ありがとうございます。
基礎断熱で外断熱にした場合、床下に放熱器を設置し、床下暖房システムにできたりもしますね。プラスチック系の断熱材を基礎外側に施工しますが、シロアリの被害報告(エさではないのですが)が多いので、注意が必要です。また、断熱材の外側にモルタル等を塗りますが、長野地域ですと、冬の凍害(凍み上がり)の恐れや硬い物が当たった場合、破損し易い事も考えられます。
床下断熱は、床材のすぐ直下に位置するため、室内の熱を保温し易いと思われます。ただ、前述の床下に放熱器を置く様な事はできません。また断熱材の種類や工法によっては、施工者の技能に性能が左右されることもあるかもしれません。
どちらにしても床下の通気はとるべきです。外断熱でも開閉式の換気口を設置し、冬は閉じて、夏は開放したほうがいいでしょう。
建築基準法では、床下にコンクリート土間を施工してあれば、床下換気口は、不要となっていますが、コンクリート自体が湿気を出す事が盲点となり、床下にて結露現象を起こし、カビだらけになっている事例も報告されています。
当社では、先人の知恵をお借りして、奈良の正倉院にならい、床下の通風には気をつけています。
まだまだお話しすることは、たくさんあるのですが、こんなところで参考になりますでしょうか。

質問を書き込む

0

お取り寄せカートを見る

ページのトップに戻る