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住宅の工法、構造について

質問

木の含水率

ゲストさん

無垢の木を使った家作りを考えています。
木についてですが、いろいろなHPや書籍を見た中で、
①含水率が低い木の方が良い(10%程度)
②含水率15%~20%くらいが良い
大きくわかれます。
含水率が低いと木が暴れず、将来的な隙間や結露・痛みを防げるというメリットがあると表記されていました。別のHPでは、木の繊維が分断され木として機能していないとも表記されています。
価格面もあり妥協は必要ですが、どちらがいいのでしょうか?

回答数 20 解決日 2012/12/18

回答

ベストアンサー
①については床板/羽目板など住宅の仕上材などに使用する場合の含水率の目途で(概ね8~12%)材料厚が比較的薄い製品です(集成材も同じです)。
②については構造材(柱/梁など)の含水率の目安です。

木材の乾燥が必要な理由についてですが 動物・魚も水分/体液を除き乾燥させると腐らなくなり長期保存ができるようになります。 木も同じで 樹液が抜けて含水率が20%を下回るようになると 腐りにくく 木の強度が増し変形もほぼ無くなります (樹液が抜ける30~20%の含水率の時に 木は物凄く変形しその現象の一部が割れやひび・ねじれ・やせとなって確認できます)。

最後に「木の繊維が分断され」とありますが、これは木材乾燥の方法についての違いであります。
乾燥機内100度以上か、100度未満(一般的には80度未満)かという 乾燥方法の違いであります。

乾燥機内100度以上の場合木の樹液は沸騰し木材の繊維を破壊しながら木口方向に抜けて行きます・・・容易に乾燥できるのと繊維を破壊するので製品が暴れ無くなります。但し、木の艶・水分の吸放湿等の性質はほとんど無くなってしまいます。 でもほとんどの乾燥材がこの乾燥方法となります。

一方、80度未満の乾燥方法はコストが掛ります(設備または時間)。
ただ、この乾燥方法の材料は色・艶・強度とも100度以上の高温乾燥材とは比較にならないくらい「木」本来の色相/しなやかさがあります。

ちなみに当社は中温乾燥(後者)にこだわっております。

まず現在市場に出回っているKD材(人工的に乾燥させた木材)は含水率20%以下を目安
にしております。
木材によって個体差があり乾燥後、含水率が13%のものもあれば18%あるものもありま
すので20%以下と謳っています。

含水率が30%以下になると収縮が始まり硬くなります。
その反面水分が抜けていきますので木材の粘り強さが低下します。、
含水率が10%の木材ですと、とても硬いですがもろく欠けなどが発生しやすい木材にな
ってしまいます。

上記のことをふまえ構造躯体に使用する木材は15~20%のものを使用するのがいいので
はないでしょうか。
工期に余裕があるのであれば構造躯体を組んだ後、期間をおいて木材の暴れを出した後
に仕上げ材の施工をするのが理想です。

弊社では集成材を使用しておりますが、含水率20%以下のものを使用しております。

含水率は、構造躯体(柱・土台・梁)に使用するか、床材の様な室内に使う内装材に使用するかにより、適した含水率が違います。
屋外に木材を放置すると含水率が15~20%で落ち着いてきますが、暖房のきいた室内の場合は、5~10%と更に低くなります。屋外と屋内ではこのような違いがあり、構造躯体の場合は、含水率が15%以下が適し、内装材の場合は5%以下が適していると考えます。
弊社が使用している材料は、構造躯体に使用する木材の含水率は、乾燥機からの出庫時点で10%以下を基準とし、加工されて現場搬入時でも15%以下になるよう管理されています。内装材は、含水率を5%以下まで落とし、製造工程で含水率抜き取り検査を実施しています。

出張、新築見学会で返事が遅れた事をお詫びいたします。
誠に申し訳ありません。
私は木の乾燥については専門外なのであまり詳しくありません。
私の考え方を申し上げます。

今から30~40年前は上棟すると1ヶ月間くらい乾燥の為に現場を休みにしました。
しかし今はほとんど人工乾燥の木材を使うのでその必要が無くなりました。
日本の平均含水率は15%と言われていますが、木材を使用する場所によって含水率は違います。
柱、構造体の様な太いものは表面と内部の芯では乾燥率が違います。
木の種類によっても差はあります。桧より杉の方が含水率は高くなります。

大手住宅会社はなぜ集成材を使うか・・・判りますか?
集成材は加工した柱ですからかなり乾燥しています。木が死んでいます。死んでいるからくるい・たわみがありません。
すると将来に渡ってくるい・たわみが無いからアフターメンテナンスが無い。
アフターメンテナンスが無いから楽です。コストを抑える事が出来ます。

弊社イトーコー建築 クローバーハウスは無垢の木を使います。
将来に渡ってくるい・たわみが出てくる可能性があります。
その時は可能な限り調整させて頂きます、とお客様に答えますが・・・しかし殆んどくるい・たわみはありません。
あなたはなぜ木造の家を建てたいのかを自らに質問してみる事です
木には癒し効果があるから好きなのか、どうなのか?
乾燥を高めると木の成分フィトンチッドが無くなってしまいます。
人工乾燥は150度位で1~3日かけて急速乾燥します。
本当はお風呂の温度の38~40度くらいの適温で3週間位かけて乾燥する事が理想です。
木にあまりストレスをかけないで、生きた木で使用する事が大切です。
木は調湿作用をしてくれるので、私達の居住空間を快適にしてくれるのです。
本当のやさしい木の中で木と対話しながら生きてゆく事が出来るのです。

私は床暖房もします。しかし床の木も自然の無垢の木を使っています。
夏と冬で木の膨張・収縮があるので季節によってそのすき間を予測しながら貼るのです。
木を愛しているから生きた木と暮らしたいのです。
木と友達になりたいという心があるかどうかです。
あなたの家の柱、一本一本は与えられた場所を最高の場所と思い、その場所に50年間雨に耐え、
風に耐え、寒さに耐え、生き続けた木が柱になるのです。
何の文句も言わずに人間の役に立ちたいと思い続け生き続けてきたのです。
何と尊敬に値する神秘にも思うのです。まさしく木は神にも思える気持です。
そんな偉大な柱、一本一本に囲まれて生きてゆく事は、人間として最高の幸せな
贅沢な生き方ではないでしょうか?

私は木は生かして使う事を希望します。
あなたの質問の答えになったかどうかは判りませんが、”木を愛している建築家の想い”と、
お許し下さい。
㈱イトーコー建築
 伊藤 孝
054-262-5705
090-8135-6603

こんにちは。宮城県大崎市の㈱東北リファイメント・お客様窓口の高橋里美と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
このたびはご質問をいただきまして誠にありがとうございます。
お客様のご質問は、木の含水率の低いものとそうでないものはどちらがよいのか、という内容ですね。
一般的に、木材は乾燥していたほうが良いとされます。例えば、水分を多く含む木はだんだんと乾燥していくので、住んでいるうちに木製建具の木材が収縮・変形して建付けがわるくなったり、床鳴りがしたり、すきま風が入り込んだりします。そのために、使用前に十分に乾燥させ、後々の収縮・変形を防ぐ必要があるのです。
大切なお住まいですからさぞお悩みのことと存じますが、「家」は一生のうちに何度も買えるものではありません。だからこそ、何十年暮らしてもご家族を守る家への負担や傷みを最小限にできる家が、「長く住み続けられる、受け継がれる家」なのだと思います。
ローコストの住宅を購入して20年で建て替えるのがよいか、良い材料・良い工法で家を建てて何十年と住み続けられるのがよいか、どちらがよいのかは、お客様のご判断です。

この回答がお客様のお役に立てたかはわかりませんが、また何かお気づきの点やご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。

株式会社東北リファイメント
お客様窓口  高橋 里美

含水率はどれくらいが適当かという問いに対しての答えは一つではありません。平衡含水率(その材木が最も安定した状態)は外気の温湿度によって変化します。たとえば気温30℃湿度60%では10.5%、気温10度湿度80%では16.5%となります。理想的には天然乾燥で10~15%にもってくるのがベストと言えますが、実際には価格面でかなり高額になり、非現実的です。
難しい話は別として、目安は構造材で15~20%、内装材で10~15%位にしておけば大きな問題はありません。また気密や結露の問題を材木で解決するという考えは、少し情緒的です。より客観的で確実な方法を採用するべきかと存じます。

含水率について、
 低いほうが強度も増し、暴れ狂いがなくなります。したがって①がよいです。
当社の使用材料は、工場で乾燥させ、出来た時、10%以下、実際建物に使用するときには、10%くらいに戻ります。柱にした状態の表面しか計測しないで、10%という業者も存在しますので注意して下さい、きちんと芯まで乾燥させないと意味がありません。
 20%くらいだとまだ、暴れるかもしれません。また乾燥させすぎると、木ではなく炭に似た状態になります、乾燥させすぎも良くありません。
 価格に反映されるといいますが、大切な我が家の柱や梁に妥協するのですか?
参考までに、当社は乾燥した柱や梁が標準仕様です。
木の家は、本当に気持ち良いですよ。

最近はここまで含水率に拘る方が少なくなってきましたので、大変うれしくなる質問だと思いまして、個人的な思考が強いでしょうがご回答いたします。
それぞれのHP等で表現が違うというのは今始まったわけではなく、当時からいろんな書籍を読んでいても結構違っていましたよ。
ま、それはそれとして
実際の建築について話しましょうか。
木造建築では、骨組みを作り上げる(上棟)ことから始まりますが、この時に全体の木材の含水率を”14%”(理想の話)としています。
あくまで理想です。というのも、夏か冬?晴天か雨?山手か海手か都心部か?など%について変動の原因はたくさんあります。
もう一つ、その上棟からまた木材の乾燥が始まります。最終的にその材料のベストな状態に安定すればそれがその住宅の最適な含水率ということです。細かい”%”の話は無垢材なのだから、厳密にいうと日々変動しているわけで木材の信頼性を含水率に特化するのは必要ないでしょう。
木材の乾燥は当然空気に触れている外周部分から乾燥しますよね。では内部の乾燥はどうやっているのでしょうか?そう外側に徐々に水分が移動しながら乾燥していくわけですが、その時に木材の外周を割って出ようとする水分があるわけで、木材に見受けられるひび、割れはその結果です。そのせいで木材の機能の低下を示唆されていますが、ひびが一本でつながっているわけではなく、節等を回避して均等に割れは出ているようです。
木材の基本的な強度は驚くほど強いんです。
木造の住宅は安心して住める”強い家”ですよ。

含水率について。
10% 15%~20%というのは、構造材(土台・柱・梁)の事と思いますが、出ている数字は、木材の表面含水率を指しているものがほとんどです。構造材は、ある程度大きさ(たとえば柱12cm角)があります、
構造材は、住宅に使用し、3年ぐらいで表面も木の真も17%くらいになります。表面で10%の木材は、真で15%くらい、15%で真は25%くらい、20%で真は35%くらいと聞いています。
木材の、曲がったり・反ったり・割れたりする、大きな所は、20~25%です。表面で15~20%といっても真が17%以上有る材は、使用してから、一番動く所を通過するので、隙間や割れが出てきます。
構造材などは、壁・天井などで隠れてしまう仕上がりが多いので、お客様のように、含水率は、気になさった方がいいと思います。
「木の含水率を下げると木としての機能が低下する」と書いてる本も有りますが、木には、「成長水と結合水」が有り、結合水まで乾燥させると、
木としての機能は、確かに低下します。結合水を残して乾燥すると、10%までが、限界と聞いています。
今、KD(含水率)15とかKD20という木材が有ります、しかし住宅に
使用いて、1年~2年で、隙間・割れが後で出てくるのは、事実です。

含水率を真まで測る方法として、ゼンカン検査(木材の重さを測る)と
いう方法もあります。木材の重さを木材の比重で割った数字が、木材全体
の含水率を出す方法ですが、木材により節の大きさ・数により重さが異なり、おおよその数字しか出ません。ので含水計と大工さんの経験・知恵で一本一本確認していくのが現実だと思います。
それでも、隙間など出る事も有ります。「木は生き物」だと思います。
確かに、メリット・デメリットは、どちらにも有りますが、乾燥材は、少し高価ですが、乾燥材をお薦めします。家自体が、高い買い物ですので。
木は、工業製品(石油製品とも言う)と違い、人にやさしいです。
木は、住宅に使用してからも呼吸をしています。体にやさしいです。

鞭馬工務店の鞭馬です。結論からいいますと含水率は低いほうがいいです。
含水率は公共工事などでは15%以下の木材を使うよう指示されています。
日本の湿度の多い気候や時期によっては 木そのものが呼吸をしているので湿気を多少は吸います。含水率15%の木が18%になることもあります。木は呼吸をするので家をつくる半年程度の過程のなかで濡らさなければ乾燥は続きます。小さな材は乾燥が早いのですが丸太など大きなものは徐々にしか乾燥しません。スギなどは乾燥が早いため比較的早く材として使用できますが、ケヤキなどは3年以上保管して乾燥させます。木が暴れるというのは大きな材を使う時気をつけなければいけないことです。当社は乾燥させてから家作りに使うので暴れる木は乾燥の過程で暴れるので そのような木は排除したり、適材適所に使用します。

以下、回答いたします。
「構造材」に使用する木材としましては、①10%程度が良いと考えます。
 理由は、木材の「気乾状態」に近い含水率だからです。「気乾状態」とは、「木材を普通の大気中に放置したときの乾燥状態」を言います。
 通常、木材の気乾状態は15%前後と言われていますが、それ以下の含水率だと一般的には狂いが生じ難い、と言われます。構造に適切な含水率は、11~12%程度が良い、と考えます。

 ただし、単に含水率だけに注目するもの良くないと考えます。というのも、質問者がおっしゃる「木の繊維が分断される」という部分ですが、どういった方法で乾燥するか、も大事な項目になってくるからです。
 乾燥方法としましては、簡単に分けると①自然乾燥、②機械乾燥、とがあります。
①自然乾燥:空気中に木材を放置して、自然に水分を飛ばす
②機械乾燥:木材を乾燥機に入れ、強制的に乾燥させる
 含水率10%程度が良いと言っても、機械で強制的に乾燥させると、「繊維が分断される」等の問題が生じやすくなります。出来るだけ、自然に近い方法で乾燥させ、現在私達が生活している環境に共存している木材(既に数年経過しているような建材)と同等の含水率が望ましい、と考えられるため、11~12%程度のものを推奨します。

 ※ただし、床暖房等に使用する「床材」など、特殊な無垢材をお考えであれば、含水率10%以下の木材がお勧めです。これは、「狂いが少ない」ことが使用目的となるからです。

是非無垢の木を使い出来れば現し構造の家で建てて頂ければと思います。無垢の木を使う上で含水率は大切なキーワードだと思います。含水率の目安は平衡含水率になると思います。柱・梁などは15%・室内に使う床材や建具材は5%になります。それでも無垢材は動きます乾燥する冬は縮み湿度が高い夏は膨らみます。汚したり傷つけたりして始めは目立ちますがいつの間にかわからなくなってきます。天然乾燥と人工乾燥がありますが平衡含水率までにするには人工乾燥になります。高温で短時間に乾燥させる方法はよくないので低温で時間を掛けて乾燥させた材をお奨めします。予算が許せば吉野スギ・ヒノキのように昔ながらの天然乾燥技術を持った地域の無垢材が個人的にはお奨めしたいところです。

お答えします、含水率10%未満の所もあります、私の知ってるこの会社はГこれだけ低いのはうちだけだ」と、自慢しています。ゲージを使ったことがありませんが、木を輪切りに切断をして見ますと割れが入っています、あなたの言う繊維が分断という事でしょうか。私なりに言いますと含水率が低いほうが扱いやすい、ということでいいです。

当社では含水率は低い方が良いと考えています。
10%以下になると強度もアップする上、狂いや割れも防止出来ます。
年月を経過しても隙間も生じにくく見た目にも良いと思います。

構造材としては、15~18%の含水率が良いと当社では考えています。あまり低い値ですと木材本来の粘り強さがなくなる可能性があり、また風合いや色合い・香りもなくなると考えております。木材の水分の変化がない状況(安定している状況)を平衡含水率といいますが、天然乾燥で到達できる含水率の限界が平衡含水率であると捉えて良いかと考えております。
上記は構造材としての内容であり、内装材などでは低い値のほうが良い場合もあると考えております。

木は伐採された時は含水率が高く、これを生木と言います。この状態で使用すると時間の経過と共に、含まれていた水分が蒸発し木が縮むので家にくるいが出てきます。
そうならない為に木材を乾燥させて含水率を低くする事がJASで規定されています。

木材を安心して使える共通の尺度を示したJASの規格では柱等の一般的な構造材の含水率は8~15%になっています。この範囲であれば木の膨らみや反りも微々たるものなので大差はありません。
当社では構造材に含水率10~12%の集成材を使用しております。

木は伐採された後も呼吸をしていますので、湿度の高い梅雨の時期や夏には湿気を吸い、含水率が高くなります。ただし含水率が変動するのは表面だけで芯は施工時のままの含水率を保ちます。
この変動は湿度環境による一時的なものなので、周囲の湿度が下がれば木材も再び乾燥して元の含水率に戻ります。

ご質問への回答ですが、含水率が低いと木の繊維が分断される、とありますがそのような事はありません。含水率は10%程度の低いもののほうが良いと言えます。

お世話になります。課題のごとく、自分は、①と②の中間くらいが、と思います。先に回答を書いていただいていますね。自分的には、地産地消で、より良いものをと考えています。乾燥が強すぎると 割れやすくなります。簡単ですが、参考にして下さい。

ご質問ありがとうございます。
私ども(いい家つくり隊)も無垢の木にこだわり 特に構造材(柱・梁)を無垢の木で作っています。
木は、乾燥するほど強度を増します
乾いていない木では曲がったりねじれたりが 乾燥の過程でおこります
昔は 山から切って来た木を材木屋さんで立てかけて乾かし それを使っていました。しかしそれでは時間がかかり過ぎてしまうので
現在は、乾燥機に入れて約1週間かけて 乾燥材KD材と呼ばれる木材を造っていますが、それでも条件が違うので 乾燥の度合いもまちまちです
 我々が使っている木は そのKD材を一本一本検査し含水率15%以下寸法精度-0㎜+1㎜ その他強度も検査合格したものを使っています

 構造材だけではなく 無垢の床板なども含水率の低いものでないと、張ってから 隙間があいたり床鳴りの原因になります。

乾燥機で乾かす為 繊維が分解されますが機能には問題がありません
大手メーカーなど年間何百棟も建てているところでは、無垢材が使いたくても、需要と供給の面で無理なのです
その為 乾燥している木のチップを張り合わせて集成材が使われています。

結論として 乾いている木の方が良いです 金子工務店はそれが標準です
しかし、それより大切な事は 一棟一棟構造計算をしているかどうか?でしょう

明日は、同じ様に見える柱なのに こんなに違うの?って事を解って頂く為に 山の伐採現場から 製材所で加工され どのような検査が行われているかお客様に見て頂く為のイベントを行います

12月23日には 構造見学会も開催致します
予約制になっております 席に限りがありますので、お早めに・・・!

詳しくは、住宅館までお越し下さるか お電話を!
疑問等ありましたら 何でもご相談下さい
沢山勉強して 良いお家造って下さい
 

含水率だけで考えれば低いにこしたことはありませんが、
常識的な含水率であればそこまでご心配される必要はないと思います。
木を見て森を見ずではありませんが、
全体的にどのような建物になさりたいのか、
どのような素材の家を造られるのか、
トータル的なバランスが大切と思います。

例:)含水率の低い構造材の仕上げにサイディングを使用するなど
  良いものとそうでないものとの組み合わせ等、さまざまです。

木の家を検討中の事ですが、質問にお答えします。
含水率は低ければいい訳ではありません。内部造作材や、床材では10%以下が
ベストです。しかし、構造材になると15~20%がよいでしょう。いたずらに乾きすぎてても、構造上の強度が下がります。木材は組み手の仕口を組んでからは、木のねじれや、暴れが落ち着きます。その間時間とともに自然に乾燥します。

 昔から、自然乾燥がいいといわれ、1~2年材料を寝かしてから、構造材を加工していました。しかし、自然乾燥では、25%ぐらいにしかなりません。最近では乾燥器による乾燥も当たり前になっているようです。

 残念ながら、最近の若い大工さんは木の表、裏を見ずに造作材の取り付けをしているケースもあります。木の、本来の特性を理解して使用することが大切です。

                               ハザマ住建 狭間

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