仏殿を備えた和風の住まいを無添加住宅シリーズE仕様でお建て頂きました。仏間専用に設けた玄関は、銅版仕上げの唐破風屋根と鎧張りの腰壁で格調高い仕上がりに。軒先のラインを一直線につなぐ淡路産いぶし瓦の一文字葺きとともに、手間暇をかけた職人の技が光ります。
仏間の奥には、壁面に反射した光が均一にやんわりと回り込んで降りてくる、コーニス照明を仕込みました。ナラ材のカウンターに立杭焼きの洗面ボウルをあわせた手洗いコーナーも、和の趣で統一感を持たせています。
20帖以上を確保した住居のLDKには、磨き丸太の大黒柱を大工の手加工で入れ、梁あらわしとして天井を高く取り、大空間の広がりを強く印象付けさせました。
奥様こだわりのオープンキッチンには、ミーレ社の大型食洗機を組み込み、たくさんの来客にも対応できるよう万全に備えています。
漆喰の壁と無垢の床は、言うまでもなく和風建築との相性が抜群です。日本の心、和の趣を大切にしたお住まいを目指される方に、是非、参考にしていただきたいお宅です。
ギャラリー
建築地: 京都府木津川市
テーマ:
完工日: 2015年12月