季節の移ろいを感じながら自然と一体になれる暮らしがしたいとのご希望で、「日本の住宅の伝統と技を生かすデザイン」をテーマに設計・施工をさせていただきました。
瓦屋根にアクセントの腰屋根を乗せ、南北の庇も深くする事で夏の日差を遮り、雨の吹き込みも抑えられるようにしています。
居間や畳の間大きな開口部は、壁に引き込む障子にしスッキリとした空間になりました。
幅の広いスリット階段は、大工さんが時間をかけた丁寧な手作業ならではの味わいです。
※ぐんまの木で家づくり支援事業を利用しています。
～お客様の声～
開放感のある室内と、遠くの風景を見ながら暮らしを楽しむために2階リビングを希望しました。
書斎で仕事をしていても、ふと顔を上げれば自然の変化を感じる事が出来るので、心から安らぎます。
南の大きな窓以外にも、四方に設けた窓から涼しい風が通りぬけるおかげで、今でもエアコンは、2階の畳の間に1台のみで生活しています。
真夏の午後は、1階に下りればエアコンを付けなくても気持ちよくお昼寝が出来ます。
納戸に仕舞いっ放しのお客様用布団も、エアパス工法のおかげで湿気感が無く定期的にお布団を干す必要も無いのがとても助かります。
冬は、蓄熱暖房1台で家中の温度差が無いので夜中にトイレに起きる時も、裸足のままで移動が出来ます。
寒さで目が覚めてしまう心配もありません。風邪もひかなくなりました。
我が家の自慢は、お風呂から月見や庭を楽しむ事が出来る事。
家にいながら旅館でくつろぐ様な生活が出来るので休日の夕食を楽しむ時間も長くなりました。
ギャラリー
建築地： 群馬県高崎市
テーマ： 
完工日： 2007年07月
