失敗しない収納計画
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収納にこだわりたい

住まいを建てる時に気になるのが、間取りの他に収納ではないでしょうか?収納と一口に言っても様々な切り口があります。収納を一つのくくりで考えるのではなく、その目的、対象など様々な面から捉えて、自分たちにとって最適な量とバランスを用途、目的、性格生活スタイルと連動させながら考えてみましょう。収納という一つのくくりで考えるのではなく、ライフスタイルなどを考慮してプランニングしていく必要があるということです。




収納を考える時、どうしても収納量ばかりに気を取られすぎてしまう傾向がありますが、
量だけで解決できる問題ではありません。ある程度以上の収納量は必要になりますが、
人はどうしても入れる場所があると満杯になるまで物をため込んで、ついつい詰め込みがちです。
収納上手は、捨て上手とも言われます。
収納の種類を分けて考えて、それぞれの場面でどのような収納が必要となるかを考えてみて下さい。


○日常の収納

タオルや下着類、食器類など日常的に毎日使用する物を収納する場所。
ここは、何よりも使い勝手、出し入れのしやすさが重要な要素です。




○長期収納

思い出の品や記念品、趣味の品など、捨てることができず、かと言って滅多に出し入れされることが
無いような物を収納する場所。ここは、温度や湿度など保存性の良さが重要になります。




○季節収納

冷暖房器具、季節ものの衣服、雛人形・五月人形など、季節ごとに年に1、2回出し入れされるような物を
収納する場所。ここは、収納するもののサイズや収納量などが重要になります。




○見せる収納

リビング・ダイニングの壁面収納や、コレクションなど、他人に見せる事を目的とした収納場所。
ということができます。ここは、量ではなく、どのように見せるかということに重点をおいて考える必要があります。





○見える収納

積極的に見せたくはないけど見えてしまう、食器類などの収納です。
ここは、油断すればすぐに溢れてしまう物をいかに収納しきるかということと、目に入った時に
見苦しくないように考慮する必要があります。




○隠す収納

季節収納や長期収納がこれに値します。日常は目にしたくない、させたくない収納です。
ここは量が重要であり、かつ、扉など積極的に視界から隠すための工夫が必要になります。



1.現状把握

収納するものにはどんなものがあるのか?新しい生活でそれは必要かどうかなど、
家族の様々な生活要素を踏まえながら、思いつくままに書き出してみる。


2.しまうべきモノを考える

前出の収納の種類を視野に入れ、どこに何をしまえばいいかを検討しましょう。
日常的に使うモノは、使う場所の近くにしまうという「適材適所」を基準に考えるといいですね。
キッチンの食品庫、衣類用のクローゼット、掃除用具を入れるための収納、アウトドア用品専用の収納など、
具体的に考えてみましょう。


3.どんな収納にするか?

収納に対する要望の具体的に考えます。
前記したようにしまうべきものが把握出来たら、どこにどのように収納したいか、
どんな使い方をしたいかを細かく要望として出してみましょう。
例えばキッチンの食品庫の棚割り、衣類用のクローゼットのパイプの位置と引き出しの数、
掃除用具を入れるための収納の場所、アウトドア用品専用の玄関収納、書籍を並べる壁面本棚のサイズなど
具体的に考えてみましょう。


4.収納量を考える

収納量については多くの人が悩むところです。
入ると思っていたのに収納が足りなかった、思いがけず収納すべきものが出てきてしまう場所がない、
新しい暮らしを始めるととかくそういったことが起こりがちです。
将来のことも踏まえて、モノの量や数をチェックしてみましょう。


例えば...

ハンガー掛けの服の数

たたんでしまう服の数

引き出しケースの数

書籍の数

CD・DVDの数

布団・毛布など寝具の数・サイズ

食器の組数

掃除機やモップのサイズ

靴の数と種類



などなど、考えてみると様々なものが出てくるはずです。


5.使用頻度と処分の計画

所有品の使用頻度も考えておきましょう。年1回でも必ず使うモノ、季節になったら必ず使うモノなど、
所有しているものの使用頻度を把握しておくことは重要です。
使用頻度により収納の種類も変わってきます。そして何より、新たな生活に向けて処分してもいいものも検討して、
心機一転気持ち良く新生活を始めましょう。



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