2015年 住宅リフォーム市場
2015年 住宅リフォーム市場
住宅リフォーム市場の上半期の数字が発表されましたね。
前年に比べると17.2%増の5兆9894億円だった。住宅リフォームは4.7%非住宅建築は
25.1%と非常に伸び率が高かった。
個人向けが主になる住宅リフォーム消費増税の動きもあり堅調であったのものの、非住宅のリフォームが
好調です。内容では公共建築物が圧倒的に多く、中でも学校や市役所などの耐震化工事、続いて店舗改装
や生産施設の改装が目立ちます。これだけ見ていると非常に積極投資の感もありますね。特に公共ではなく
民間の設備投資などが活発にされていると経済の動きにも非常にいい影響がある思います。
しかし、地域別をみるとこれはやはり編中していて都市圏が圧倒的なシェアを持っています。
地方都市では非住宅建築もさほど伸びていないというところも見受けられます。
詳細の資料は末尾に記載しておきます。
GWですね。
今週から始まりましたが、一年の中で最も住宅業界では集客が多くなるときです。
商談の詰めから、新規集客の掻き入れ時でもありますから、どんどん新規名簿とって行きたいところですね。
今、消費増税が実施されるのか少し微妙な感じもあり、先日大手FC社数社からの話では、集客は微増であるが
成約が伸びない、そして成約までの時間もかかりつつあるという状況でした。
いずれにしても、消費増税で言えば下がる見込みはないわけですから(少なくても現在は)早目のクロージングが
的確だとおもいますね。
住宅リフォームの数字参考になれば幸いです。
(1)平成 27 年度上半期 受注高
○ 合計 5 兆 9,894 億円(前年同期比 17.2 % 増)
○ 住宅 2 兆 0,796 億円( 同 4.7 % 増)
○ 非住宅建築物 3 兆 9,098 億円( 同 25.1 % 増)
○ 住宅
・増築工事 933 億円(前年同期比 1.1 % 減)
・一部改築工事 1,839 億円( 同 0.1 % 減)
・改装等工事 1 兆 8,024 億円( 同 5.5 % 増)
○ 非住宅建築物
・増築工事 2,447 億円(前年同期比 19.8 % 減)
・一部改築工事 3,931 億円( 同 24.7 % 増)
・改装等工事 3 兆 2,720 億円( 同 30.7 % 増)
(3)業種別(住宅)受注高 受注高の大きい上位2業種)
○ 建築工事業 1 兆 3,599 億円(前年同期比 3.0 % 増)
○ 職別工事業 3,654 億円( 同 8.4 % 増)
(4)業種別(非住宅建築物)受注高
受注高の大きい上位2業種
○ 建築工事業 1 兆 2,412 億円(前年同期比 002.2 % 減)
○ 電気・機械器具設置工事業 9,112 億円( 同 136.4 % 増)
3.建築物リフォーム・リニューアル工事の個別工事内容
(1)用途別 受注高
○ 住宅(受注高の大きい上位2種用途)
・一戸建住宅 8,847 億円 (前年同期比 5.7 % 減)
・共同住宅 1 兆 1,053 億円 ( 同 12.5 % 増)
○ 非住宅建築物(受注高における前年同期比の変動幅が大きい用途)
・店舗 7,248 億円 (前年同期比 145.7 % 増)
・倉庫・流通施設 1,102 億円 ( 同 072.0 % 増)
(2)住宅の利用関係別 受注高
・賃貸 3,820 億円 (前年同期比 07.4 % 減)
・賃貸以外 1 兆 6,269 億円 ( 同 07.4 % 増)
(3)発注者別 受注高
○公共
・住宅 2,201 億円 (前年同期比 18.0 % 増)
・非住宅建築物 1 兆 3,527 億円 ( 同 10.0 % 増)
○個人
・住宅 1 兆 0,838 億円 (前年同期比 00.1 % 減)
・非住宅建築物 786 億円 ( 同 05.3 % 増)
○管理組合
・住宅 5,941 億円 (前年同期比 06.8 % 増)
・非住宅建築物 205 億円 ( 同 62.8 % 減)
○民間企業等
・住宅 1,781 億円 (前年同期比 56.7 % 増)
・非住宅建築物 2 兆 4,276 億円 ( 同 40.5 % 増)
(4)目的別 受注件数
劣化や壊れた部位の更新・修繕,省エネルギー対策が、住宅,非住宅建築物ともに多い。
(5)工事部位別 受注件数
○ 住宅
・内装,給水給湯排水衛生機器設備及び外壁工事が多い。
・昇降機設備(前年同期比 467.9%増)の増加幅が大きい。
○ 非住宅建築物
・内装,電気設備,空気調和換気設備及び給水給湯排水衛生機器設備の工事が多い。
・電気設備(同 99.7%増)及び太陽光発電設備(同 85.4%増)の増加幅が大きい。
4.建築物リフォーム・リニューアル工事の平均工期
○ 一戸建住宅で受注額が 100 万円以上 200 万円未満の工事の場合,平均工期は 23.4 日。
○ 事務所で受注額が 500 万円以上 1,000 万円未満の工事の場合,平均工期は 47.4 日。
更に詳しデータは国交省の資料を参考にいただければと思います。
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