コミュニティービルダー協会は
「内閣府beyond2020」の認定および「外務省JAPAN SDGs Action Platform」の紹介団体です。

コミュニティビルダー協会 自社を越えて業界全体で良い社会へ

公開日: : 工務店 集客

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石垣島のきれいな海・・といっても石川理事の家族が行っています。石川理事は現在も仕事中!!

コミュニティビルダー協会 自社を越えて業界全体で良い社会へ

ホームページも暫定ですが出来ました。

コミュニティビルダーについての話をすこし掘り下げてみたいと思います。

大きく2つの課題への取組みといえます。

戦後住宅メーカーが生まれ御三家といわれる太平、電建、殖産と下請け会社の隆盛から始まり

(これは割賦販売いまでいう住宅ローンを組めるということが大きな売りでした。それまでは住宅ローンが

一般的ではなかったので家が欲しいと思ってもローンも組めないし・・というところに出てきたわけです)

その後プレパブメーカー(住宅メーカー)の隆盛が始まりました。これは特に国策で造船不況に伴う

鉄余りということもありこれをどうにかしないと国家の経済にも影響するということで

国も後押しをして住宅メーカーを育てたともいえます、これは今もまだ続いています。

そのようなこともあり町の棟梁や工務店さんはどんどん仕事も縮小されていきます。

典型的な地場産業である工務店は、例えば住宅メーカーの商品や販売戦略に中々対応できなかった部分も

あると思います。

でも本来は地域のことは地域で、地域の家作りは地域の工務店さんが行うことが一番自然な姿ではないかと考えます

しかし地域の工務店さんのお話を聞くと老舗になればなるほど昔のお客様との縁が切れており紹介もほとんどなく

時には、他の会社でリフォームをしていたとか、良く聞く話です。

工務店にとって地域の顧客ほど大事な存在はありません、それはアフターメンテナンス、そして何より縁が切れてしまっている。

ことを現します。まず、自社の顧客は大事に「住まいある限り見守る」ということを再認識しようということ、

そして実は、地域の工務店だけが自社の顧客を取り巻く(コミュニティー)が崩壊しているわけではなく

地域社会全体に、衰退、崩壊へ進んでいます。例えば社会問題になっている各自治会や地域を守る消防団から始まり

学校のPTA活動さらには子供会なども、以前は隆盛も極めていましたが、現在は厳しい状況に置かれています。

これは人がいないということもさることながら、参加したくないという意識のほうが強いことが明らかになっています。

しかし、地域コミュニティーは防災面のみならず、人の生活では大切なものです。

そんな中で地域工務店が地元にできることとして、顧客や取引先を含めた地域コミュニティを少しずつでも創って行く。

それが各地域、そして全国に広がることで新しい地域コミュニティが出来てきます。

そのようなコミュニティを工務店が地域に興していく事。

そしてもうひとつは林野庁も推進している国民運動である「木づかい運動」です。

日本の森林も高齢期を迎えており、どんどん伐採し苗木を植えて育てて、伐採するという循環を造っていかないと

森林自体も大変な状況になっています。その中で工務店で出来ることは「木の良さ」や「森林活性の大切さ」を

伝えていくことも大事なことです。

そして、これらは自社の商品の説明とは違い、社会の為ということがあります。

既に何社かの工務店さんは、このような活動も行っています。

例えば、地域でバザー+木づかい体験教室+メンテナンス講座とか、

実際の森林での木こり体験+お施主さん感謝祭など・・・

普段行っているイベントで地域活性に資するものや「木づかい」に資することを自然と行っている場合もきっとあるでしょう。

しかし、自社を越えて業界全体でこのようなイベントを行ったりすることで、地域、そして社会も業界を見る目も変わってくる

のではないかと考えます。

一社の工務店さんが、例えば夏休み木工教室を開催するとします。これはこれで良いイベントであると思います。

それが、全国1000社の工務店さんが、同日に夏休み木工教室を開催したらいかがでしょうか?

社会に与えるインパクトも違ってきます。

地域の工務店さんはほとんど木造建築で造ることが多いと思いますが、木の良さ、そして木を使うことで社会がよくなる

そんなことを、一社ではなく、全国1000社の工務店さんが顧客へ、地域へ伝えることができれば

いかがでしょうか?

コミュニティビルダーは特別なものではありません。

顧客、地域を大事にすること

木の良さを伝えていくこと

突き詰めればこの2点がポイントです。

決して特別なことではなく難しくないとおもいます。

コミュティビルダーは商品で繋がるFVCではなく

志事を通じて良い社会を創ろうという方の集まりです。

それでは、具体的にどのような活動があり、どう進めればよいか・・次回以降お伝えしたいと思います。

 

 

 

 

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