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コミュニティビルダー協会コラム ~コミュニティは必要?~

公開日: : 住宅営業, 工務店, 工務店 集客, 社会

コミュニティビルダー協会コラム

~コミュニティは必要?~

 

秋深き隣は何をする人ぞ…なんて芭蕉の句がありますが、わたしの弓の先輩も紅葉を見に出かけたり、頂き物の柿や栗をおすそ分けしたりと忙しいようです。

昔は垣根も生垣だったり、縁側があったり庭で落ち葉焚きをしたりと隣近所の気配が感じられていたのだと思いますが、今ではマンション住まいで隣がどんな人なのかわからない、ということも当たり前の世の中です。

 

先日、2つばかりコミュニティというかご近所づきあいのことで気になる記事がありました。

ひとつは東京ガスが発表した『集合住宅に住む未婚単身者の地域コミュニティの実態と意識』という調査結果に関するものです。

未婚単身者が対象ですから結果として

『近所づきあい人数が少なく、同じ集合住宅内で「あいさつする程度」の浅いつきあいが「全くない」人が約半数。』

『近所づきあいは必要最低限にしたい」人が6割弱であり、自ら積極的に近所づきあいを求める人は少数派。(2人以上世帯と同様)』

『近所づきあいをしたくない理由として、プライベートや防犯を挙げている。特に20~30代女性は防犯上の理由が高い。』

といっただいたい予想がつく内容でした。かくいう私も未婚単身者なわけですが、さすがに廊下で隣の人に会えば会釈ぐらいはしますが積極的に話しかけたりはしません(相手が女性ということもありますが)。

では参加率の高いコミュニティ活動はというと

『地域外の「趣味、スポーツサークル」「学生時代の友人によるグループ」』

となるわけです。地域柄とは関係なく趣味や過去から継続している友人グループのお付き合いですね。

なぜ、ここに価値を見出すかというと『自分のペースで自由に参加できること』。ムリせずつきあえるということが大切です。

ただし、この調査で面白いのはここからで

『20~30代未婚単身女性は、「共有スペースのある集合住宅」に対する居住意向が未婚単身男性や40~50代未婚単身女性よりも高い』

というところです。

 

これらの内容から若い人向け地域コミュニティ活性化(イベントに若い人が来ない・来ても長続きしないとお嘆きの方へ)のヒントとして次のことがあげられます。

①カフェやワーキングスペースなど、自分で行きたいときに自由に利用できる場、1人でも入りやすい雰囲気を出す。

②『1人ではできないことができる』『参加していて楽しい』ものにする。

③初めての場は参加するハードルが高いので、来やすいきっかけや必然性を用意する。

※プレゼントや期間限定の特典、地域限定の特典など。

④プライベートに立ち入りすぎないことを徹底する。

※本人が話さない限り具体的な住所や身内の話には立ち入らないようにしましょう。

 

また、もうひとつの気になった記事は

『築50年の文化住宅が教えてくれた暮らしの音』

ダウンロード

という朝日新聞Digitalの記事です。

中野区にある前川國男さんが設計した築50年の庭付きテラスハウスに住む33歳の主婦の方のお隣さんとのご近所づきあいのお話です。

お隣の奥さんは40代で3人の子供を育てたお母さんの大先輩で、子育ての相談に乗ってもらいその3人の子供たちにも自分の娘さんを妹のようにかわいがってくれて大事なことをたくさん教えてくれてとても救われたそうです。そのお隣さんもさすがに手狭になり8月に引っ越ししてしまいました。

ご主人いわく『もちろん、お隣の夫婦喧嘩の声も子供をしかる声も聞こえてきて、この住宅は良くも悪くもプライバシーがないですが僕らはそこが心地よかった。住まいを探すとき、最初は家の作りやインテリアや雰囲気なんかを気にしていましたが、子どもが生まれるとそんな見た目のことはどうでも良くなる。なによりコミュニケーションや環境がとても大事だなと実感しています。』

奥様いわく『会わない日でも、ガチャガチャ皿を洗う音、子どもの笑い声、夕餉(ゆうげ)の支度の音。そういう生活の音が聞こえてくるから、こちらも生活にハリも出るということに、いなくなってから気づきましたね』

 

プライバシーは確かに大事だと思いますが、こういった人とのコミュニケーションが生活を彩ることも間違いないところだと思います。

もし、この隣のご家族が自分のことだけ考えるような人たちで生活音が聞こえてくるなら単に迷惑な隣人ですよね。

でもそうではなくて、よいコミュニケーションの取れる相手だからこそ、相手の気配を感じることでどんなことをしているのか想像がつき自分もがんばろうと思えるのだと思います。この話は単純にお隣同士のはなしだけではなく、お客様との関係でも同じことが言えると思います。

おそらく1番目の記事に出てくる若い人も単に周りと付き合いたくない、コミュニケーションをとりたくないと思っているのではなくて、よい相手なら付き合いたいが「分からない=怖い」から自分から声をかけたくない、と思っているのではないでしょうか。モデルハウスや資料請求してくれたお客様も同じだと思います。

それならば、こちらから『あなたの気持ちや都合も考えるまともな人間ですよ』ということを示して行動で証明していけば、自然とよい関係が築けるのではないでしょうか。

 

参考リンク⇒東京ガスさん

 

参考リンク⇒朝日新聞Digitalさん

 

 

記事 コミュニティビルダー理事 浄法寺

 

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