コミュニティービルダー協会は
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~5月19日の主催シンポジウムからー2~

公開日: : 工務店, 工務店 集客

コミュニティビルダー協会ブログ

~5月19日の主催シンポジウムから-2~

 

前回は

 ・家を建てる人の年収が減っている

 ・家を建てる年代の世帯も減っている

 ・モノがいい、だけでは買わない

※ものがいいのは当たり前という施主さんの認識

 ・普段からのコミュニティ(つながり)づくりが大切

というのがポイントでした。

 

今回は

『具体的にどうやってコミュニティをつくるのか』

というお話です。

僕たちが考えているのはいくつかありますが、

大きく分けて2つです。

 ①『リアルでふれあうコミュニティ(つながり)』

 ②『SNSをつかったコミュニティ(つながり)』

いくらコミュニティをつくるといっても

毎月毎月大きなイベントをおこなう

のはほぼ不可能です。

皆さんの身が持たないと思います。

なので

①リアルでふれあうコミュニティ

ネイチャーゲーム-670x447

は例えば

 Ⅰ(小)施主さん向けのミニ勉強会(5人くらいの参加)…2ヶ月に1度

 Ⅱ(大)子ども連れで山などに行くツアー…年に1回

 Ⅲ(小)子どもむけの木工教室…年に2回

 Ⅳ(大)OB施主さん向けのイベント…年1回

こんな感じでよいと思います。

大きなイベントはⅡとⅣで年2回程度であとは小さなイベントを2ヶ月に1回くらいです。

 

ただ、地域の工務店さんとして地域の子どもさんを連れていく

山林(地域産材見学)ツアー

は必ずおこなったほうがよいと思います。

もし、外国産の集成材などを使っているとしたら、

大手のハウスメーカーや安売りの分譲ビルダーと何が違うでしょうか

それに山林でネイチャーゲームや下草刈りなどで樹木とふれあった子どもは絶対に味方になってくれます。

親は誰のために家をつくるのでしょうか。

 

それに、国産材を使うということは

『これからの日本の国土を守っていくこと』

にほかなりません。こんな誇らしいことがあるでしょうか。

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ごぞんじのように日本の国土の66%は山林です。さらにその41%は人工林なのです。

それがこのまま利用されずに朽ち果てていくとしたら、ただ単に樹が枯れているだけでは済みません。

もし、人工林がこのままほとんど利用されないとしたら、新鮮な空気を作っている森は現在の3/4になってしまいます。

自分のこどもの肺が1/4なくなってしまったら、どうでしょうか

 

そして次にくるのは「緑の砂漠化」⇒「土砂災害の増加」です。

01

現実に、広島の土砂災害や茨城の洪水は記憶に新しいところですが、統計的にも日本の土砂災害は30年前の1.5倍に増えています。

これを防ぎ、日本の国土を、こどもたちの環境を守ることができるのは

他でもない工務店さんたちしかいません。

 

②SNSをつかったコミュニティづくり

…これこそが地域の工務店さんの「強み」だと僕たちは考えています。

図1

三浦社長もこれか大事なのは

地縁のつながり

(会社・親族などの縦を中心としたつながり)

(趣味や友人などの横のつながり)」

とお話していましたし、

大手のハウスメーカーにいた僕たちがもっとも恐れていた部分なのです。

 

フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSを利用したつながりはあっというまに広がります。

社員さんひとりひとりが本気でつながりを求めれば

200人や300人はすぐにつながりを持てる時代

なのです。

しかも無料です。

現実にもう、SNSから受注を挙げている工務店さんは少なくありません。

 

そして大事な点ですが、

大手ハウスメーカーはまだSNS利用に及び腰

だという点です。これは地域の工務店と違い社員も多いので統制がとれないのが現状です。

もし、大手が本気でSNSを利用するようになったら恐ろしいことになるでしょう。

それまでが勝負で、今は本当にチャンスなんです。

 

シンポジウムで出席された社長さんたちに「成約の動機」を確認しました。

・・・商品?

・・・構造?

 

違います。

 

圧倒的に多かったのは「人」なんです。

「この人なら一生懸命やってくれそうだ」

「この人なら一緒に家づくりができる」

「この人はうそをいわないだろう」

わかりますよね。

 

ではその「人」を多くの地域の人に伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?

地域のイベントに顔を出すのもいいでしょう。

しかし、今現在もっとも効率的に伝えるツールはSNS以外にありません。

繰り返しになりますが本当に大切なことなのでもう一度いいます。

 

今すぐにフェイスブックやツイッター、インスタグラムを始めてください。

 

これからの情報があふれている時代、スペックのみでは家(特に注文住宅)を買わない時代がきています。

共感できる仲のよい、信頼できる人と家づくりをしたいという流れは加速します。

 

その中で皆さんが生き残っていくために

 

僕たちは「コミュニティと共にあるビルダー」を増やしていきます。

 

 

記事 コミュニティビルダー協会理事 浄法寺

 

 

 

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