コミュニティービルダー協会は
「内閣府beyond2020」の認定および「外務省JAPAN SDGs Action Platform」の紹介団体です。

工務店進化道場 大局を観て明確なビジョンを創る

公開日: : 最終更新日:2020/03/08 工務店

shinka245

明確な未来を創る経営羅針盤

皆様日頃は事業に勤しんでいらっしゃるかと思います。

今回の講座は、今までは「クローズド」で行っておりましたが、思うところあり、公開講座にさせてもらいました。

理由はいくつかあります。

今、全国でたくさんの研修やセミナーが開催されています。インターネットの活用、人財確保のノウハウ、現場管理のアプリなど、数え上げれば枚挙にいとまがありません。しかし、あまりにも「やり方」を教えるものが多いです。

それ自体がどうということではなく、それらのノウハウは自分の信念、会社の理念など「どうあるべきか」ということがしっかり定まった上にあることで成り立つと思うのです。

古来より「やり方」を学び「あり方」を学ばないことを本末転倒と言います。

これは「本学」=「あり方、哲学」を磨く学問に対して、「末学」=「やり方、ノウハウ」ばかりを学んでいると、転倒するという意味です。

末学がいけないのではないのです。本学がしっかりあれば、末学は大いに役立ちます。

なぜこの様なことを言うのか?それは、私自身が住宅メーカー在籍時代に、全国各地の強化店(いわゆる成績の悪い支店)の責任者として仕事をしていた中で強く感じたからなのです。

当時京都にある支店もその強化店の一つでした。

およそ成績が上がらない所は共通しています。

整理整頓ができていない、時間や約束事にルーズ、人間関係が良くない、言葉遣いが良くないといったことがあります。京都の支店もその典型でした。これらのことを改善していったわけですが、ある時営業と同行していた時です。

「私は辞めたいと思っています。建築は好きですが、今の所では何のためにやっているか分からなくなり、やりがいも感じられない。それに楽しくないんです。」そんな話がありました。

当時彼の下には5人の部下がいて、彼らの面倒を見ながら自分の成績も上げないとならない立場にありました。

厳しいノルマだけでなく、現場でのクレーム、さらに自分の完成物件もつくったのですが、アフターサービスはおざなりになっている。

この会社、自分はこういう仕事をしていて良いのだろうか?という話です。

私はこれは深刻だと思いました。そして支店長を呼び社員を集め、「うちの会社は何を提供している会社なんだ?」と問いかけました。「家」とか「安心」とか「快適な住まい」とか、いろいろな意見が出ました。

「みんな合ってるよね。だけど会社は答えを持っているんだ。それは、”お客様に満足してもらえる日本一の会社”ということなんだ。そのためには、お客様の真剣に負けてはいけない。誠意を尽した仕事を!というのが、基本的な仕事のスタンスであり、するべき事だ。アフターサービス1つとっても、みんな自分の家だったら、親友の家だったら今と同じ様な対応をするのだろうか?」

これまで本氣で話す機会もなかったので、まず理念に沿った仕事とは、、、という事例を話したり、視察に行き少し時間をかけながら伝えていきました。そして、会社の用意してくれている考えに合わせて、それぞれのやる事をまとめようと作り始めると、みんながイキイキし始めました。

本当に商談客でなく既存客を中心にスケジュールを組んで良いのだろうか?

引渡し式もやるべきではないだろうか?

もっと現場状況をお客様へ定期的に伝えることも必要ではないか?

こんな意見がたくさん出てきました。

それからまとめて進めていったところ、全国で成績ワースト10に入っていた支店が、一年後にはトップ10に入るようになりました。これらは「あり方」から何をすべきか?ということをみんなで共有し、進めていったことに他なりません。

住宅メーカー時代も、独立後も、この様なケースを多く経験しました。

自信を持って言えることは、あり方をしっかり進めれば成果は着いてくるということです。

あり方がしっかりすれば、どの様な「やり方」が必要なのかはすぐに分かります。

今、工務店業界も大きな変化が必要な時です。

鳥は一部の恐竜が進化したものだという話は聞いたことがあるかもしれません。

恐竜は環境の変化に対応出来ず絶滅しました。

理由は食料がないため、そして移動が遅いことです。

鳥に進化した恐竜は、空を飛び移動も早く、何より食料も少なくて済んだのです。

なにか今の時代と似ていませんか?

大きな会社は食料(人件費、経費)もたくさん必要です。

しかし食料(市場)が減少している中で、これから生き残っていけるでしょうか?

これくらい大きな変革期はピンチではなく、チャンスとも捉えることができます。

小が大に勝てる時なのです。その方法をしっかり見出していきませんか?

一般に行われている講座やセミナーとは、その品質や成果を全く異にするものです。向こう三年間の「やるべき事」「あるべき姿」を明確に描ける、究極のグループコンサルティングです。

大手住宅メーカー部門長として、支店経営、社員教育を行い、独立後は住宅フランチャイズの立ち上げから、運営支援、加盟店強化支援で大きな実績を出してきた石川が、直接個別にアドバイスします。

同期参加の経営者から新鮮なアドバイスも頂けます。

満足度の高いアンケートには以下の成果物があるためです。

①経営者自らの使命、ミッションが明らかになり、”自己軸”がより強くなります。

②何のために仕事をしているか?この問いに答えられる経営理念の設計ができます。

③勝ち組であり続けられる業態開発、風土開発を中心に、新創業ビジョン”経営羅針盤”即ち三ヶ年分の「これさえやれば良い!」という確信の持てる事業計画が設計されます。

④感動経営や大家族主義経営実践のための、具体的な社内への落とし込み手順が明確になります。

⑤さらに、経営羅針盤が年度経営計画書に落とし込みされるまでフォローします。

⑥やり方(ノウハウ)探しから、「あり方」からの事業への取り組みにシフトすることで、“強固な軸”が出来上がります。

最大の受講成果は、「経営羅針盤」の完成と、自分自身のミッション、あるべき姿が明確になり、“強固な軸” “志”が創られていくことです。

住宅市場においては、市場縮小、競争激化、人手不足など課題も多く、今後は東京オリンピック・パラリンピック後に予測されている経済不況も囁かれる中、それらを追い風に変え、希望の持てるイメージのビジョンを描き切ることは、経営者・後継者にとっても、“生涯の中での大きな英断”となることを保証します。

貴重な学びでお会いできることをお待ちしております。

工務店進化道場 in東京

1日目 3月24日(火)10〜18時

テーマ:時流と現状認識

・本講座の目的と狙いを認識する

・大局を掴み、現状からの輝点をつくる

・ミッションの探求

2日目 4月23日(木)10〜18時

テーマ:戦略再構築(時流と独自化)

・自己、会社の棚卸しから着手点を認識する

・時代の要請に応える。自分と会社の重点を認識する

・独自化(オンリーワン戦略)のための着眼点を学ぶ

※ソーシャルメディアの活用法(ゲスト講師予定)

3日目 4月24日(金)10〜18時

テーマ:自分の志と社志を統合する

・本氣で確立したい志と社志づくり

・感動経営実現のための着眼点と輝点創造

・ビジョン策定の考え方、加速化の思考法

4日目 5月25日(月)10〜18時

テーマ:強い差別化を生む社志、ビジョンより重点ポイントを抽出する

・顧客をファン、シンパにしていくサービスマネジメントを学ぶ

・ビジョン策定、クレド制定への重点ポイントを学ぶ

・自分、会社の思想と哲学の再構築を行う

5日目 5月26日(火)10〜17時

テーマ:ビジョン実現に向けての重点施策と第二創業に向けて

・経営シミュレーションの得意パターン、強みを見出す

・自分、会社のビジョンを統合し、経営理念、戦略的ビジョンを確立し、強固な軸をつくり上げる

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