千趣会の通販事業ベルメゾンが実施した「令和の共働き世帯の洗濯事情」に関する調査結果が出ていました。
この調査は、全国の共働き世帯129人を対象に行われ、その結果、室内干しを行っている家庭は全体の72.1%に達し、そのうち49.5%が「常時」室内干しをしていることが明らかになりました。
室内干しを選ぶ理由として最も多かったのは、「季節性(梅雨、ゲリラ豪雨・花粉/PM2.5など)の外的影響を受けたくない」という回答が72.0%を占めました。
続いて「天気に左右されるのが嫌だから」が43.0%、「時間の制約を受けたくないから」が28.0%という結果でした。
しかし、室内干しには悩みも多く、「乾きにくい」と回答した方が52.7%、「部屋干し臭」が47.3%という洗濯物に関する問題が上位を占めています。また、「生活感が出る」や「邪魔になる」といった空間に関する悩みも共に46.2%でした。
調査では室内干しの場所についても言及されており、「リビングや寝室」が多く選ばれましたが、理想的な場所として「ランドリールームや浴室、脱衣所」が挙げられました。
これは「生活感を抑え、空間を効率的に使いたい」「洗濯の導線を短くして効率化したい」というニーズが反映されていることを示しています。
やはり花粉症の影響が大きいのではないでしょうか。
以前は春だけと思われていましたが、いまは一年中なにかの花粉やアレルギーに悩まされていますよね。
換気や干す場所については、新築ならばけっこう解決提案できるのではないでしょうか。
建築のプロとしてこのへんの提案は大事だと思います。