コミュニティービルダー協会は
「内閣府beyond2020」の認定および「外務省JAPAN SDGs Action Platform」の紹介団体です。

木の家でサステナブルな循環社会に貢献!

木の家でサスティナブルな循環社会に貢献!『温暖化や災害に効果あります』

皆さんご存知のように、地球の温暖化は地球全体ひいては身の回りにも大きな影響を与えています。
「子どもの頃は30度って言ったらかなり暑い日だったけど、今じゃ30度越えは当たり前だよねえ」
「夕立は減ったけどゲリラ豪雨なんてなかった」
「こんな大雪降ったことない」
こんな話題が身近でよく出ませんか?

平成20年に発表された「温暖化影響総合予測」では日本にかぎっても
①温暖化による洪水被害額は年間1兆円

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※平成27年には「関東・東北豪雨災害」で鬼怒川の決壊により常総市を中心に死者8名、家屋の全半壊約4000棟の被害を受けました。

②豪雨によって引き起こされる土砂災害は毎年、死者を出しています。

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※平成26年の広島市の土砂災害が有名ですが、日本のほとんどの都道府県で発生し、年間500~2,000箇所で発生10人前後の死者を出しています。

③農業用水の不足

④極地の氷が溶けての海面上昇のより沿岸地域の高潮

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※平成16年には香川・広島・岡山で4万4千戸が浸水。高松市では都市機能が麻痺しました。 高知県では堤防が30mにわたって倒壊・流出。死者3名13戸が被害を受けました。 ※平成20年には黒部市を中心に堤防が倒壊。住家の倒壊・浸水により死者2名。170戸が被害を受けました。

⑤気温上昇による熱中症死亡患者の増加(厚労省統計情報部)

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※統計の仕方が変わった1995年以降にかぎってみても増加傾向にあり、25度あたりから患者が発生し31度を超えると急激に増加します。 特に65歳以上の高齢者に被害が多く、全体の半数以上を占めています。

いかがでしょうか?
世界全体でもハリケーンや猛暑のニュースはよく聞かれると思いますが、身近な日本の例でもこのような出来事が増えています。では木の家をつくることで、どう環境に貢献できるかを具体的にご紹介いたします。

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森林を伐採することは、CO2(二酸化炭素)を酸素にかえてくれる樹木を切ることなので、温暖化につながる、というイメージがあるかもしれません。確かに森林を無計画に伐採して燃やしてしまったら(焼畑など)そのとおりで温暖化に繋がるでしょう。

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※無計画な焼畑の様子…ひどい

 

しかし、木の家を作る場合は伐採した樹木を柱や梁などの構造部材に使用しますので、樹木が蓄えた炭素をそのまま固定し、空気中に排出しないのです。

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なお樹木が伐採されずにそのまま枯れた場合は、せっかく固定された炭素が再び二酸化炭素になって空気中に排出されてしまうのです。しかも、ひとつの樹木がCO2を吸収するのも樹齢によって大きく違います。

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※森林・林業白書 平成16年度版をもとに作成

この図を見ると建築材とし多く使用されるスギやヒノキなどの針葉樹はブナやクヌギなどの広葉樹に比べてCO2の吸収量にすぐれているのですが、60年程度を境にあまりCO2を吸収しないことがわかります。 つまり、樹齢が60年くらいで材木化して、次の新しい命(樹木)を植えてあげることが環境を良く保つのに効果的なのです。ちょうど日本の人工林の多くは、第二次大戦後に焼け野原になった日本を復興するために植林し、今50~60年を迎えているところ。

戦後の植林運動について

昭和10年代、戦争の拡大により軍需物資として大量の森林伐採が行われました。これは構造材としてだけでなく、石油燃料を制限されていた当時の日本では燃料の薪としても使用されていたためです。その結果、戦争直後の昭和20年~30年代にかけて毎年のように甚大な風水害が発生しました。
特に昭和22年のカスリーン台風では土石流の発生や河川の氾濫により利根川流域1都5県に対し死者1100名、家屋の浸水30万戸、家屋倒壊3万戸、田畑の浸水17万ヘクタールの被害をもたらしました。なかでも群馬県では大量の斜面崩壊や山津波により宅地や農地に岩石や流木が2~5mの高さで堆積しました。
このような被害をうけ昭和25年には「荒れた国土に緑の晴れ着を」スローガンに「第1回全国植樹祭」が開催され昭和天皇皇后両陛下によるお手植え等の行事が始まり、伐採規制とともに荒れた山に植林をしていくことになったのです。

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この樹木たちを街の森林として「木の家」に姿をかえてあげることにより、環境に貢献することができます。循環社会を構築しサステイナブルな環境を次代の子どもたちに用意してあげるためにも素敵な木の家をおすすめします!

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※ハウジングバザールは林野庁の「木づかい運動」に協賛しています

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