室内窓リフォームの費用がわかる!失敗しない種類と設置場所のコツ

室内窓をリフォームで後付けするとき、採光や換気といった目的に合わせて窓の種類と設置場所を正しく選ぶことで、後悔することなく明るく快適な空間を手に入れることができます。

目的室内窓の種類選ぶメリット
光を取り入れる・防音するFIX窓(固定窓)音漏れを防ぎ、設置費用も安く抑えられる
風を通す・空気を入れ替える開閉窓(突き出し・引き違いなど)風の通り道を作り、部屋の空気を循環できる

室内窓は単なるおしゃれなインテリアではなく、光や風の通り道としての役割や、生活音・ニオイを遮る壁としての機能も担っています。

ご自宅の環境に合わない室内窓を選んでしまうと、冷暖房の断熱効率が落ちたり、音が漏れて日々のストレスになったりといった失敗につながります。

例えば、暗い廊下に光を取り入れたいという理由だけで開閉窓を設置してしまうと、窓の隙間からリビングの話し声やテレビの音が漏れやすくなり、部品が多くなる分だけリフォーム費用の相場も高くなってしまいます。

一方で、開閉しないFIX窓を選べば、ガラス越しに光をしっかり届けながらも防音性を高く保つことができ、無駄なコストも抑えられます。

ご自宅の構造、特にマンションにおける管理規約や抜けない壁のルールなどを事前に確認したうえで、解消したい悩みに合った室内窓を選ぶことが、室内窓リフォームを成功させる一番の条件です。

こんな方に室内窓リフォームがおすすめです。

  • 自然の光を取り入れて、暗い部屋や廊下を明るくしたい方
  • 家族の気配を感じながら、リビングなどを圧迫感なく仕切りたい方
  • 家の中の風通しを改善して、空気の淀みをなくしたい方

こんな方には向かない場合もあります。

  • 高い防音性や、独立したプライバシー空間を強く求める方
  • 壁面の収納家具を置くスペースを一切減らしたくない方

光と風をコントロールし、空間の快適性とデザイン性を大きく向上させる室内窓のリフォームは、日々の暮らしのストレスを解消したい方にとって、ぜひ前向きに検討してほしい方法のひとつです。

この記事を読むとわかること

  • 室内窓リフォームの種類と特徴、失敗しない選び方
  • 室内窓を設置するメリットとデメリットへの具体的な対策
  • リフォームにかかる費用相場と最新の補助金活用法
  • マンションで設置する際の管理規約や壁撤去の注意点
  • 効果的な設置場所とプロ目線のおすすめ間取り
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目次

リフォーム 室内窓の費用と種類・選び方

リフォームで室内窓を設置して後悔しないためには、ご自身の悩みに合わせた種類を選ぶことが大切です。

光を取り入れたいのか、風通しを良くしたいのかという目的によって、選ぶべき窓の構造が全く異なります。

ただ明るくしたい場所に開閉窓を設置すると、隙間から音が漏れやすくなり、費用相場も無駄に高くなってしまいます。

費用を抑えつつインテリアとしてもおしゃれな空間を作るために、以下の選び方を参考にしてください。

採光重視なら価格が安いFIX窓がおすすめ

光を取り入れることが目的なら、開閉しないはめ殺しのFIX窓を選ぶのがおすすめです。

リフォームで室内窓を取り付ける際、ガラスを固定するだけの構造なので部品が少なく、費用相場を安く抑えられます。

私自身も玄関の土間収納にFIX窓を取り付けましたが、リビングからの自然光が入り、日中なら照明なしでも明るく過ごせるようになりました。

予算を抑えながら採光と防音のメリットを得たい方は、以下の表を参考にFIX窓を選んでみてください。

目的おすすめの窓の種類期待できる効果
コストを抑えたいFIX窓(ガラス固定)構造がシンプルで設置費用が安い
音漏れを防ぎたいFIX窓(防音ガラス)隙間がないため生活音が漏れにくい
光だけを通したいFIX窓(透明・型板ガラス)窓のない部屋にも自然光が届く

換気目的は開閉窓(突き出し・引き違い)

風通しを改善したり、キッチンの熱を逃がしたりしたい場合は、開け閉めができる開閉窓を選ぶのがよいでしょう。

リフォームで室内窓を開閉式にすることで、部屋の中に風の通り道ができ、空気の淀みやニオイのこもりを解消できます。

開閉窓はFIX窓に比べて金物が増えるため費用は高くなりますが、断熱効率を下げずに換気できるという大きなメリットがあります。

設置する場所の広さや用途に合わせて、以下の表から開閉窓の開き方を選んでみてください。

開き方の種類特徴とメリット適している設置場所
突き出し窓(押し出し)上部を軸に外へ押し開けるため省スペース高い位置や廊下に面した壁
引き違い窓(横スライド)左右にスライドして開口部を大きく取れるリビングと隣接する部屋の間仕切り
回転窓(縦・横軸回転)ガラス面を回転させ、デザイン性が高いインテリアのアクセントにしたい壁

枠素材(アイアン・木・アルミ)の特徴

部屋のインテリアに自然と馴染ませるためには、壁や床のテイストに合わせて枠の素材を選ぶことが大切です。

リフォームの室内窓に使われるフレーム素材にはそれぞれ明確な個性があり、素材選びを間違えると部屋全体から浮いてしまいます。

例えば、黒皮鉄を使ったアイアン素材はカフェのような洗練された雰囲気を演出でき、木製枠はナチュラルで温かみのある空間を作れます。

ご自宅の家具や目指すデザインに合わせて、以下の表から枠素材を選んでみてください。

フレーム素材特徴とメリットおすすめのインテリアテイスト
アイアン(鉄)線が細くシャープで、抜け感のあるデザインインダストリアル、モダンテイスト
木製(無垢材など)木の温もりがあり、経年変化を楽しめる北欧テイスト、ナチュラルテイスト
アルミ(金属)軽くてサビに強く、掃除や手入れが簡単シンプルテイスト、水回り付近
CEO 城土

建設業界30年CEO
採光が目的ならFIX窓が断然おすすめです。部品が少ない分、費用も抑えられて防音性も高い。まず窓に何をさせたいかを決めてから種類を選ぶと、後悔しない選択ができます。

リフォーム 室内窓を後付けするメリット

リフォームで室内窓を後付けする一番のメリットは、日々の生活で感じる「暗い」「空気がこもる」「閉塞感がある」といった不満を解消し、住環境を大きく改善できることです。

室内窓は単なるおしゃれな装飾ではなく、採光や風通しをコントロールし、空間の繋がりを生み出す実用的な機能を持っています。

例えば、窓のないマンションの玄関に室内窓を設置すると、リビングからの光が差し込み、日中でも照明がいらないほど明るい空間に生まれ変わります。

室内窓のリフォームは、見た目の美しさと生活の質を同時に向上させる、効果的な方法です。

暗い部屋や廊下に光を届けて明るくする

窓のない部屋や昼間でも薄暗い廊下を明るくするには、リフォームで室内窓を設置して自然の光を届けるのが一番の解決策です。

壁で遮られていた空間にガラスの抜け感が生まれることで、隣の部屋からの太陽の光を共有できます。

私自身も、日中から照明が必要だった玄関に室内窓を付けたところ、リビングからの採光が確保でき、見違えるほど明るく開放的な空間になりました。

光を届けやすい場所設置のポイント期待できる効果
玄関・土間収納リビングドアの横や上部に設置する家に帰ってきたときの暗さや圧迫感を解消
窓のない書斎や寝室視線が合わない高めの位置に設置するプライバシーを守りつつ自然光を取り入れる
北側の廊下や洗面所採光量の多い南側の部屋と繋ぐ日中の電気代を節約し、清潔感をアップさせる

空間を仕切りつつ家族の気配を感じられる

リビングに隣接する部屋を仕切りたいけれど、家族との繋がりも保ちたい場合、リフォームで室内窓を取り入れることがよい選択肢です。

壁で塞いでしまうと孤立感が生まれますが、室内窓なら視線や音を通して家族の気配を程よく感じられます。

キッチンとダイニングの間に室内窓を設ければ、料理の熱や匂いを防ぎながら、リビングで遊ぶお子様の様子を温かい目で見守ることができます。

空間を繋ぐアイデアおすすめの窓の種類どのような方に向いているか
キッチンとダイニングの間開閉窓(引き違い窓など)料理をしながら家族と会話を楽しみたい方
リビングとワークスペースFIX窓(型板ガラスなど)仕事に集中しつつ、家族の存在を感じたい方
子供部屋と廊下開閉窓(突き出し窓など)プライバシーを尊重しつつ、帰宅や就寝を確認したい方

インテリアのアクセントでおしゃれに演出

お部屋のデザインを格上げしたいなら、リフォームで室内窓をインテリアの主役として取り入れるのがおすすめです。

何もない殺風景な壁に、アイアン素材や木製の窓枠が加わるだけで、まるでカフェや海外のアパートメントのような洗練された空間に変わります。

毎日目にする壁が自分好みのデザインになることで、家で過ごす時間がより一層心地よく、マイホームへの愛着がさらに深まります。

おすすめのテイスト窓枠の素材演出のポイント
カフェ風・インダストリアルアイアン(黒皮鉄)黒いフレームで空間を引き締め、スタイリッシュに見せる
北欧・ナチュラル木製(無垢材)木の温もりを活かし、リラックスできる空間を作る
シンプル・モダンアルミフレーム(細枠)フレームの存在感を消し、すっきりとした印象に仕上げる
CEO 城土

建設業界30年CEO
室内窓を付けると、空間が生きている感じになります。光が差し込むだけで、家全体の雰囲気が変わります。採光か換気か、どちらの目的かを先に決めておくと、より効果的な室内窓リフォームができますよ。

リフォーム 室内窓のデメリットと防音策

リフォームで室内窓を設置する際のデメリットである音漏れや冷暖房効率の低下は、ガラスの種類や設置場所を工夫することで防ぐことができます。

室内窓の失敗のほとんどは、ご自宅の環境や用途に合わない窓枠やガラスを選んでしまう「ミスマッチ」が原因です。

例えば、寝室に開閉式の室内窓をつけるとリビングのテレビの音が漏れて後悔や失敗に繋がりやすいですが、開閉しないFIX窓にして防音ガラスを採用すれば、静かな環境を保ちながら光だけを上手く取り入れることができます。

デメリットを正しく理解し、事前に対策を立てることで、リフォームの室内窓は日々のストレスのない快適な空間を作り出してくれます。

音漏れやニオイ対策には防音ガラスを活用

生活音やキッチンの料理のニオイが漏れやすいという欠点は、リフォームで室内窓を設置する際に「FIX窓と防音ガラス」を組み合わせることで対策できます。

寝室や書斎など静かに過ごしたい部屋に開閉窓をつけると、どうしても隙間から音が入り込んでしまいます。

しかし、開閉しないFIX窓に防音ガラスを組み合わせることで、話し声やテレビの音をしっかりと遮断できます。

無音のプライバシー空間を求める方には室内窓は不向きですが、光を取り入れつつ生活音を抑えたい方には、コストパフォーマンスの良い選択です。

悩み・デメリット失敗しないための対策期待できる効果
リビングの音が寝室に漏れるFIX窓+防音ガラスに変更する隙間をなくし、睡眠を妨げない静けさを保つ
キッチンのニオイが広がる突き出し窓を高い位置に設置するニオイを天井付近に逃がし、リビングへの流入を防ぐ
話し声が筒抜けになる厚みのある合わせガラスを採用するガラス自体の遮音性を高め、響きを抑える

冷暖房効率の低下は設置場所の工夫で防ぐ

空間が繋がることでエアコンの効きが悪くなるという断熱のデメリットは、リフォームで室内窓を取り付ける位置やサイズを調整することで解決できます。

大きな開閉窓をリビングと廊下の間につけると、夏場の冷気や冬場の暖気が逃げて空調効率が落ちてしまいます。

しかし、空気の流れを考えて高い位置に小窓を設置したり、熱を通しにくいペアガラス(複層ガラス)を採用したりすれば、冷暖房の無駄を防ぐことができます。

部屋の温度管理を特に気にする方には大きな室内窓は不向きですが、適度な換気と快適な室温を両立させたい方には、設置場所とガラスの工夫が効果的です。

冷暖房効率を下げる原因リフォーム時の解決策対策後の効果
大きな開口部から空気が逃げる室内窓のサイズを小さくする最小限の熱移動に抑え、エアコンの効きを保つ
窓ガラスの断熱性が低い複層ガラス(ペアガラス)を選ぶガラスとガラスの間の空気層で熱を遮断する
常に開けっ放しになってしまう必要な時だけ開ける突き出し窓にする換気時間だけ風を通し、普段は密閉できる

掃除の手間を減らすお手入れしやすい構造

ガラス拭きや窓枠のホコリ取りといった掃除の手間が増える問題は、リフォームで室内窓を選ぶ際に、汚れが目立たないガラスとシンプルなフレームを採用することで減らせます。

透明なガラスや複雑なデザインの格子窓を選ぶと、指紋やホコリが目立ちやすく、毎日の手入れに時間を取られてしまいます。

しかし、視線を遮る型板ガラス(カスミガラス)や、装飾の少ないアルミフレームを選べば、汚れが気になりにくくサッと拭くだけで綺麗になります。

こまめな掃除が苦手な方にとって透明ガラスはストレスになりますが、素材やデザインを工夫すれば、家事の負担を増やさずにおしゃれな空間を維持できます。

掃除のストレス・悩みおすすめの仕様・構造解決できるポイント
ガラスの指紋が目立つ型板ガラス・すりガラス表面の凹凸で汚れが同化し、目立ちにくくなる
格子の角にホコリが溜まる格子のない1枚ガラス凹凸をなくし、ひと拭きで掃除が終わる
木枠のカビや汚れが心配アルミ素材のフレーム水拭きが簡単で、ホコリがこびりつきにくい
CEO 城土

建設業界30年CEO
音漏れを心配してリフォームを諦める方がいますが、FIX窓+防音ガラスの組み合わせで大半の問題は解決できます。ガラスの種類で後悔の差が大きく出るので、ここだけはプロに相談してください。

リフォーム 室内窓の費用相場と補助金

リフォームで室内窓を設置する際、費用相場は数万円から数十万円と幅広いため、種類ごとの目安を把握し、補助金を活用して金銭的な負担を減らすことがポイントです。

選ぶ窓が開閉しないFIX窓なのか、風を通す開閉窓なのか、あるいは壁を壊す大がかりな工事が必要かどうかで、リフォーム費用相場が10万円以上変わることもあります。

例えば、既存の壁に穴を開けて室内窓を新設する場合、単なる窓枠の本体価格だけでなく、壁を補強する大工さんの人件費や壁紙の張り替え費用も加算されます。

私自身も見積もりを取った際、本体価格とは別に施工費がいくら含まれているかを確認することがとても重要だと肌で感じました。

予算オーバーで失敗しないために、以下の種類別の費用相場と、最新の補助金制度を参考にしてください。

FIX窓を新設・後付けする際の費用相場

開閉しないFIX窓をリフォームで室内窓として後付けする場合、費用相場は約10万円から20万円がひとつの目安となります。

ガラスを枠にはめ込むだけのシンプルな構造なので、蝶番(ちょうつがい)などの複雑な金物が必要なく、材料費を大きく抑えられます。

壁を新しく作ってそこにはめ込む工事であれば、壁紙の張り替えを含めても15万円前後で収まるケースが多いです。

浮いた数万円の予算で、ガラスを防音ガラスにグレードアップしたり、おしゃれなアイアン素材のフレームに変更したりするのも賢い選択です。

予算を抑えたい方はFIX窓を第一候補にして、リフォーム会社へ見積もりを取ってみてください。

工事の内容費用相場の目安金額が変わる主な理由
既存の壁に穴を開けて設置約15万円〜25万円壁の解体や下地の補強工事が必要になるため
新しく壁を作って設置約10万円〜20万円一から壁を組み立てるため解体費用がかからない
既存の室内窓を枠ごと交換約8万円〜15万円すでに開いている開口部をそのまま使えるため作業がスムーズ

開閉窓を新設・後付けする際の費用相場

風を通すための開閉窓をリフォームで室内窓として後付けする場合、費用相場は約15万円から30万円ほどを見込んでおくとよいでしょう。

引き違い窓や突き出し窓といった開閉できるタイプは、ガラスと枠に加えて、レールや取っ手などの特殊な部品が必要になり、FIX窓よりも本体価格が高くなります。

また、開け閉めする際の振動に耐えられるよう、壁の補強工事もしっかり行う必要があります。

実際に開閉窓を使ってみると、料理のニオイを逃がす換気効果は抜群ですが、費用はFIX窓より5万円から10万円ほど高くなります。

風通しの改善という目的がはっきりしている方は、費用対効果をしっかり見極めて開閉窓を選んでください。

開閉窓の種類費用相場の目安特徴と費用の傾向
突き出し窓(小窓サイズ)約15万円〜20万円サイズが小さく、換気用として費用を抑えやすい
引き違い窓(中〜大型)約20万円〜30万円面積が大きくスライド部品も多いため、価格が高くなる
回転窓・ルーバー窓約25万円〜35万円複雑な金物を使用し、デザイン性が高い分だけ高額になる

先進的窓リノベ等の補助金で費用を抑える

リフォームで室内窓を取り入れる際、2026年現在実施されている「先進的窓リノベ事業」などの補助金を活用することで、実質的な費用負担を大幅に抑えられます。

国や自治体は、住宅の断熱性を高めて空調効率を良くし、省エネを推進するために、窓リフォームに対して手厚い支援を行っています。

対象となる断熱ガラス(ペアガラスなど)を選び、登録された事業者に依頼することで、工事費用の数割が還元されるケースもあります。

せっかくリフォームをするなら、補助金の申請実績が豊富なリフォーム会社に相談し、制度をフル活用してワンランク上の室内窓をお得に手に入れてください。

補助金の名称・種類活用できる条件の例メリットと効果
先進的窓リノベ2026事業一定の断熱基準を満たすガラスの採用高額な還元が期待でき、実質的な負担金額が大きく減る
子育てエコホーム支援事業など他の省エネリフォームとの組み合わせリビングや水回りなど、家全体のリノベーション費用を抑えられる
各自治体独自の助成金(東京など)お住まいの市区町村の制度条件に合致国の補助金と併用できる場合があり、さらに費用を抑えられる
CEO 城土

建設業界30年CEO
補助金は申請できる業者が限られています。見積もりを取る際は、必ず「補助金の申請代行をしてもらえますか?」と聞いてください。それだけで数十万円の差が出ることも珍しくありません。

マンションのリフォーム 室内窓の注意点

マンションでリフォームによって室内窓を設置する場合は、管理組合の許可と建物の構造確認を必ず事前に行ってください。

窓サッシや部屋の壁は、個人の判断で勝手に壊したり変更したりできない「共用部分」や「建物を支える構造体」に該当する可能性が高いです。

実際に許可を取らずに工事を進めてしまい、後から原状回復を求められて無駄な費用が発生した失敗事例もあります。

私自身もマンションの工事に関わってきましたが、事前の申請と近隣への配慮が何よりも重要だと痛感しています。

トラブルなくスムーズに理想の空間を手に入れるために、以下の注意点を必ず守ってリフォームを進めてください。

窓サッシは共用部?管理規約の確認が必須

中古マンションでリフォームして室内窓を設置する場合、まず管理規約を読み込んで「共用部分」のルールを確認するのが大前提です。

外に面している窓ガラスやサッシはマンション全体の持ち物である共用部となり、個人で勝手に変更することはできません。

しかし、部屋と部屋を仕切る室内の壁(専有部分)に室内窓を新設する場合は、申請さえ通れば設置できるケースがほとんどです。

規約の判断に迷う方は、自己判断せずに管理会社へ直接問い合わせるのが一番確実な方法です。

マンションの部位リフォームの可否該当する窓の種類
専有部分(個人の所有)規約の範囲内で可能部屋の間に新設する室内窓・間仕切り
共用部分(全体の所有)原則として不可外に面した窓枠・ベランダの窓
専用使用権のある共用部許可を得れば可能既存窓の内側につける内窓(二重窓)

抜ける壁と抜けない壁の構造的な見分け方

リフォームで室内窓を新設する際は、マンションの構造を調べて「壁をくり抜けるかどうか」を必ず確認してください。

マンションの建物には、柱と梁で支える「ラーメン構造」と、壁全体で建物を支える「壁式構造」の2種類があります。

ラーメン構造の部屋の間仕切り壁であれば、石膏ボードを抜いて室内窓を設置できます。

壁式構造のコンクリート壁は建物を支える重要な役割があるため、絶対に穴を開けることはできません。

ご自宅の図面をプロのリフォーム会社に見てもらうのが、最も安全な進め方です。

マンションの構造特徴と見分け方室内窓リフォームの難易度
ラーメン構造部屋の四隅に太い柱や梁の出っ張りがある間仕切り壁なら設置しやすい
壁式構造柱の出っ張りがなく、部屋がスッキリしているコンクリート壁の撤去や穴あけは不可
軽鉄・木軸の下地壁を叩くとコンコンと軽い空洞音がする石膏ボードを抜いて新設可能

トラブルを防ぐ近隣への挨拶と工事申請

工事中の騒音による近隣トラブルを防ぐために、リフォームで室内窓を設置する前には必ず事前の挨拶と正しい工事申請を行ってください。

壁に穴を開ける工事では、振動や電動工具の大きな音が発生し、上下左右の住戸に大きなストレスを与えてしまいます。

事前に「いつからいつまで、どんな音が出るのか」を明確に伝え、挨拶に伺うことで、苦情のリスクを大幅に減らすことができます。

申請手続きや挨拶回りを代行してくれるリフォーム会社を選ぶと、精神的な負担もなくなります。

工事前の必須アクション実施するタイミングトラブルを防ぐ効果
管理組合への工事申請着工の1ヶ月〜2週間前規約違反による工事停止を防ぐ
上下左右への事前挨拶着工の1週間前まで騒音に対する心理的な不満を和らげる
エントランスへの掲示着工の数日前マンション全体の住民へ周知・配慮する
CEO 城土

建設業界30年CEO
マンションの工事で一番多いトラブルは、管理規約の確認不足です。リフォーム会社に全て任せず、必ず自分でも管理組合に確認する習慣をつけてください。後から発覚すると原状回復費用が発生します。

リフォーム 室内窓のおすすめ設置場所

リフォームで室内窓を設置して後悔しないためには、ご自宅の「どの空間の、どんな悩みを解決したいか」から考えて設置場所を選ぶことが大切です。

部屋の用途によって必要とされる光の量や、防ぎたい音・ニオイの基準が異なります。

例えば、「暗い玄関を明るくしたい」という目的なら玄関横の壁が向いていますが、「リビングの音が寝室に漏れるのを防ぎたい」なら、そもそも寝室には大きな室内窓をつけない、もしくは防音性の高いFIX窓を選ぶのが正解です。

生活の質を向上させるおすすめの設置場所を3つご紹介しますので、ぜひご自宅の間取りと照らし合わせてみてください。

リビングと隣接する寝室や書斎の間仕切り

在宅ワークの閉塞感をなくしつつ、適度な距離感を保ちたいなら、リビングと隣接する部屋の間に室内窓を設置するのがおすすめです。

壁で仕切ってしまうと、エアコンの風が届かず、孤独感を感じやすくなりますが、室内窓をつけることでリビングの明るさと家族の気配を感じながら作業に集中できます。

寝室に設置する場合は、リビングのテレビの音で睡眠が妨げられないよう、開閉できないFIX窓に防音ガラスを組み合わせるのが失敗しない鉄則です。

設置する部屋おすすめの窓の種類リフォーム成功のポイント
書斎・ワークスペース開閉窓(引き違い窓など)仕事の合間に風を通してリフレッシュできる
寝室・ベッドルームFIX窓(型板ガラスなど)防音性を高め、視線を適度に遮るガラスを選ぶ
キッズスペースFIX窓(透明ガラスなど)子供の様子がいつでも確認できる大きな窓にする

暗くなりがちな玄関や土間収納の採光確保

マンションなどで窓のない暗い玄関にお悩みなら、リビングに面した壁に室内窓を設置して光を届けるのが一番の方法です。

玄関は家の顔ですが、建物の構造上、自然の光が入りにくいケースが非常に多いです。

しかし、リビングや隣室との間仕切り壁をくり抜いてFIX窓を取り付けるだけで、日中なら照明がいらないほど明るく開放的な空間に生まれ変わります。

風を通したい場合は開閉窓も選べますが、玄関の防犯や音漏れが気になる方は、コストも抑えられるFIX窓がおすすめです。

玄関まわりの悩み室内窓による解決策設置後の効果
昼間でも暗くて電気が必要リビング側の高い位置にFIX窓を設置自然光が入り、明るく清潔感のある玄関になる
玄関の空気が淀んでニオイがこもるドア横に突き出し窓(開閉式)を設置風の通り道ができ、靴のニオイなどを換気できる
廊下が狭くて圧迫感があるガラス面積の広いアイアン枠を採用視線が抜けることで、空間が広く感じられる

独立型キッチンに開放感とつながりを作る

壁に囲まれた独立型のキッチンで、料理中の孤独感や熱のこもりに悩んでいるなら、ダイニングとの間に室内窓を設けるのがおすすめです。

油はねやニオイを気にして壁で仕切ったものの、「家族と会話できない」「夏は暑すぎる」と後悔する方が少なくありません。

キッチン前面の壁に開閉できる室内窓を作れば、料理の熱を逃がしつつ、リビングにいる家族とのコミュニケーションを楽しむことができます。

水拭きしやすいアルミフレームの窓を選ぶと、油汚れの手入れも簡単で綺麗な状態を維持しやすくなります。

キッチンの悩みおすすめの仕様・構造メリット
料理中に家族の顔が見えない透明ガラスの引き違い窓カフェの厨房のように開放的な空間になる
夏場にコンロの熱がこもって暑い換気用の突き出し窓(開閉式)熱気をリビング側へ逃がし、空気を循環させる
コンロ前の油はねが気になるお手入れしやすいアルミフレームサッと拭くだけで掃除が終わり、家事がラクになる
CEO 城土

建設業界30年CEO
玄関に室内窓を付けた瞬間、お客さんから「素敵ですね」と言われた方がたくさんいます。設置場所の中でも玄関は費用対効果が高く、30年の経験からも自信を持っておすすめできます。

リフォーム 室内窓のよくある質問まとめ

リフォームで室内窓を設置する前に、多くの方が抱く費用やデメリットに関する疑問にお答えします。

室内窓を設置するのに費用はいくらかかる?

FIX窓の場合は約10万〜20万円、開閉窓の場合は約15万〜30万円が費用相場です。

壁の解体や補強工事の有無、ガラスの性能によって金額は大きく変動します。

室内窓をつけると音漏れやニオイはどうなる?

開閉できる窓は隙間から音やニオイが漏れやすくなります。

寝室などの防音を重視する場所では、隙間のないFIX窓に防音ガラスを組み合わせることで対策できます。

マンションでも壁を抜いて室内窓を作れる?

部屋と部屋を仕切る「専有部分」の壁であれば、管理組合の許可を得て設置できます。

ただし、建物を支えるコンクリートの壁(壁式構造)はくり抜くことができません。

開閉できる窓と開かない窓、どっちを選ぶ?

風を通したい場合は開閉窓を、採光と防音だけが目的なら費用が安く抑えられるFIX窓を選んでください。

目的に合わせて使い分けることが、室内窓リフォームで失敗しないコツです。

CEO 城土

設業界30年CEO
迷ったらまずFIX窓から相談してください。シンプルな構造だから工期も短く、費用も抑えられます。それで物足りなければ開閉窓を検討する流れが、一番失敗しにくいと経験上感じています。

室内窓で理想の住まいへ

リフォームで室内窓を設置することは、ただ部屋をおしゃれにするだけでなく、日々の暮らしの快適さを大きく向上させる投資です。

  • 目的(採光か換気か)に合わせて、FIX窓か開閉窓かを選ぶ
  • 音漏れや空調効率の低下は、防音ガラスや設置場所の工夫で防げる
  • 費用相場は10万円台から。2026年の補助金を活用するとさらにお得になる
  • マンションの場合は、必ず管理規約の確認と壁の構造調査が必要
  • 迷ったら、採光と防音に優れた「FIX窓」から検討を始めるのがおすすめ

ご自宅の壁が本当に抜ける構造なのか、補助金を使っていくらで設置できるのかは、プロに見てもらわなければわかりません。

「もっと早く相談しておけばよかった」と後悔する前に、まずは信頼できるリフォーム会社へご自宅の状況を伝え、見積もりとアドバイスをもらうことから始めてみてください。

CEO 城土

建設業界30年CEO
室内窓リフォームは、暮らしの質を上げる確かな方法のひとつです。見積もりだけでも取ってみると、具体的な金額とイメージが一気にクリアになります。一歩踏み出す価値は必ずあります。

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