「平成30年7月豪雨災害支援古民家ボランティア鑑定」
7月の豪雨はスゴかったですねぇ。
テレビで映像を見ながら自然の脅威をまざまざと見せつけられました。
古民家再生協会では被災地の古民家を対象に、古民家鑑定士によるボランティア鑑定を実施しています。
通常は古民家鑑定は有償なのですが、
被災地の復興支援のために
「まだ使えるかもしれない住まい」あるいは
「解体するにも使用可能な材があるかもしれない」古民家を古民家鑑定士が無償で鑑定します。
(※古民家無償簡易鑑定の申し込みはすでに締め切られています)
実は、岐阜県でも関市は被災しています。
地元なら行かねばなるまい
…といって参りました。
お邪魔したお住いは
あっという間に浸水して
180センチくらい水が付いたそうで
2階へ避難するのが精一杯位だったそうです。
床の間まで水がきた形跡があります。
畳や家財はすでに運び出されていて
想像していたより綺麗に片付いていましたが、
至る所に爪痕が残り、被災の凄まじさを窺えました。
家主さんは
「もう解体するしかない…」と諦めていましたが、
鑑定の結果、希望する方があればそのままの状態でお貸しするなり売却することの可能であることが分かり
嬉しそうにされていたのが印象的でした。
古民家というのはどうしても金持ちの道楽というように映るようで
古民家×ボランティアというのは
結びつきにくい言葉の組み合わせです。
メディアも珍しい取り組みなので多数取材に来ていました。
囲み取材(?)を受ける大下理事長
このような形で古民家鑑定が世の中の役に立つのは
資格者としても嬉しいことです。
当日は暑かったですが
行って良かったです(^-^)/