「今月の金利(元年6月)」
今月の【フラット35】の金利は先月より0.02%下がって、1.27%となりました。
今年に入って最低の水準です。
トランプ大統領の来日がありましたが、
これと言って目新しい決定は何もなく、米中貿易摩擦の経済停滞懸念から
景気減速懸念をもたらし、債権金利は引き下げとなりました。
【フラット35】 元年6月適用金利
返済期間 20年まで 1.21% (▲0.02%)
返済期間 21年以上 1.27% (▲0.02%)
【フラット35】S(当初金利を0.25%引き下げ)
返済期間 20年まで 0. 96%
返済期間 21年以上 1.02%
ヨーロッパではイギリスのメイ首相が辞任を表明しました。
しかしながら、これも期待を持たせる要素ではなく
「やっと辞めたか・・・」程度の反応で動きに乏しいものでした。
国内では、やはり消費税引き上げが一つのトピックになっているものの、
取り繕ったような短期経済観測調査(短観)の煮え切らない表現にシラケ気味の反応でした。
実際消費税引き上げや参院選などの具体的で大きな動きがないと、
変化が見られないような気がしますが、こ
れも景気後退の要素にしかなりませんので、引き下げ要素です。
(出典)日本相互証券株式会社