「話す人」

先日の相続診断士会の例会で
講師の藤垣先生が冒頭に話されたことは

「伝える」ことの難しさ。

・・・でした。

藤垣先生によると
事業承継の現場では
先代の会長（お父さん）から現社長（息子さん）へ伝えるのに
藤垣先生が『通訳』になることもあるそうです。

親子ゆえに
「言わなくてもわかっているだろう」
という気持ちがあるために
大切なことが伝わらないのでしょう。

親子ですらそうなのに
赤の他人に知らないこと・新しいことを伝えるのは
至難の技です。

相続診断士会のメンバーは
セミナーなどを行い
人に「話す」ことが慣れている方が多いです。



みなさん手馴れたもので
限られた時間（少々オーバーすることもありますが）で分かりやすく伝えてくれます。

セミナーや勉強会なので
聞く方も、「その気」で来ていますから
伝わりやすいというのもあります。

かくいう私も
先日、お話しさせていただきました。
実は『聞いてねぇよ！』と言うオチがあったのですが、
会場に着くまでは
「空き家セミナーの概要を説明する」（どんな内容を話すのか予め責任者に伝える）
と聞いていたのですが、
いざ、現地へ行ってみると
あるイベントのメニューの一つとして
「空き家問題に関する講演会」になっていました。

焦りました\(//∇//)\
その場で出番までにスライドを直して臨みましたが、
会場に入ると
聞いていたより人数が多い(*ﾟQﾟ*)

しどろもどろになりそうなのを
なんとか抑えて
なんとか一通りのお話はさせていただきましたが、
果たして
話し手としてどのような評価を得たのかは怪しいところです。

やっぱり、
人前で話すには、
それなりの準備がないといけませんね。
（みなさん、きちんと準備をして臨まれているんだろうと思います）