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「高齢者の事故は減らせるか?」

  • 投稿日:2019-06-21 21:35:55
  • 作成者:

今日も高齢者の事故がありましたね。
それも瑞穂市。近くです。
https://www.youtube.com/watch?v=8iQL1zXn5y4
連休中に池袋でエライ人が母子を轢き殺した事故以来
連日のように高齢者の事故報道が絶えません。
https://www.fnn.jp/posts/00046415HDK/201905202012_goody_HDK

私の父親も
「もう車を降りる」と言うので、
運転免許証を返納するのかな?と思っていたら、
今乗っている普通乗用車はやめて
母親の軽自動車に乗ると言います。
(あまり変わらんやん・・・)

高齢者事故を防ぐために
アクセルを踏み間違えても暴走しない装置とか、
そのような装置のついた自動車専用免許とか、
そもそも年寄りは免許証を返納せよ!とか

いろいろ意見は出ていますが
たった一つの最良の方法は無いように思います。

思い出すと、
祖父母は父方母方ともに免許証も自動車も持っていませんでした。
「昔は自動車が普及していなかったから」と言ってしまえばそれまでですが、
電車・バスを使って移動していました。
(あと、自転車)
歳をとってからは、子供たち(私の親のきょうだい)が
祖母を乗せて買い物などに連れて行きましたし、
私も祖母を乗せて街まで行きました。

時には、近所の人が
祖母を乗せていってくれたような記憶があります。
昔は親族や地域のコミュニティで支える仕組みがありました。

「時代が違う!」
と一蹴されるかもしれません。

いくら地域で支えようとしても
これからは支えられる年寄りの方が多く
支える現役世代が少なくなります。

そういう考え方は無理があるのかな・・・と思っていたら、
自動車メーカーが画期的な取り組みを実証実験していました。
(リンク↓)
マツダ、三次市でコネクティビティ技術を活用した移動サービス実証実験を開始

分かりやすく言うと、
高齢者が行きたいところを電話やアプリで伝えると、
誰かの車(もしくは自動運転車)が迎えにきてくれる。

・・・と言うものです。

仕組み化されてしまえば、
家族や近所に気兼ねなく車を使うことができます。
これこそがテクノロジーですね!

この仕組みが素晴らしいのは、
自動車の完全自動運転ではなく、
既存のライドシェアやコミュニティバスなどを複合的に結びつけていることです。

技術は往々にして自社単独開発で門外不出だったりして
技術的にはいいけど、使えんやん!
と言う独りよがりな物がありますが、
これはかなり現実的です。
できないこと(やらなくてもいいこと)を既存の仕組みを使ってしまう潔さに
実現の可能性を感じます。

私の父母が使えるよう
一刻も早い実現を望みます。


の紹介

OWL(アウル)・高橋義孝 住宅ローンは借金だけど、資産作りの手段です。 かしこく借りてしっかり貯める。 銀行の選び方・ローンの借り方・返し方を教えてます。 銀行出身のファイナンシャルプランナーです。 ツイッター:@mom_hom ホームページ:http://owlogaki.com/