熱容量実験
- 投稿日：2016-03-21 22:48:26
- 作成者：ウッドアートスタジオ
設計の我山です。
放射温度計を購入してから、いろんな物を測定しています。
先日はパッシブハウスにとても重要な『蓄熱』について実験を行いました。
試験体は、水、石、タイル、セランガンバツその他の木を4種類。
日の当たらない所に1日寝かして温度を安定させてから、
同じタイミングで日の当たる所に並べていざスタート。
温度変化を一定時間おきに記録して、それぞれの物体の特性を見ていきます。
熱容量（熱を蓄えられる量）が非常に高い水の温度が思ったより上がらなかったり、
セランガンバツの温度変化が他の木とそれほど違いがなかったなど、
いろんな発見がありました。
蓄熱体として使いやすいのは、やはり石やコンクリートかなぁ・・・
この太陽熱をうまく蓄える事によって、冬でも暖かい室温を保つ事が出来ます。
いかに自然エネルギーを有効に利用して、快適な空間を創り出すか！
エアコンなどの空調に頼らない家を造っていきたいです。
