焼杉とは?
- 投稿日:2016-05-20 06:09:25
- 作成者:ウッドアートスタジオ
焼杉とは国産杉の表面を焼いたもののことを言います。
表面をやいて炭化させておくことによって、耐火性と耐久性があがります。
防虫や防腐の効果もあり、外壁にも使われる素材です。
無垢材で生きているので、調湿効果があり、結露の防止にもなります。
重量的にも重くないので住宅に負担をかけることなく、また杉の内部に空気を含むことから断熱効果が高い外壁材です。
環境にも優しく、癒し効果ありといういいことずくめの素材で昔から日本家屋に使われてきました。
メンテナンスが必要で、上塗りをすると長く持ちます。
また、サイディングと違い張り替えが簡単で、メンテナンスのしやすい素材です。
自然素材のため、材料にばらつきがあるのは仕方ないという面もありますが、木目を生かした施工が人気です。
木目を生かすという意味合いから、上塗りには表面に塗膜を作るようなペンキの様な塗料はつかいにくく、浸透性のある塗料を使います。
外壁としての寿命は長く、建材でできたものよりもずっと長い寿命を持ちます。
施工費は高くなる可能性もありますので、注意が必要です。