子供の頃、夏休みになると泊まりに行った「おばあちゃんの家」のような、どこか懐かしく、ホッとできるお住まいをご希望でした。
日中の暑苦しいセミの鳴き声とは対照的に涼やかな風が通り抜け、おやつの時は真っ赤なスイカを縁側でかぶりつく。夕食後は縁側に出て花火に夢中になった、
そんな「縁側」がこの家のコンセプトです。
障子、和紙、漆喰、柿渋などの古くから家づくりに使われている素材やスギ・サクラの床を用途に応じて使い分けました。
木材の特徴と職人の技術を生かした木組みの構造にもこだわっています。
~お客様の声~
住み始めてもうすぐ一年。アパートにいた頃には考えられないくらい、四季を感じられる住まいです。
夏には通り抜ける風の心地よさ。
秋にはどこからとなく聞こえてくる虫の声。
冬には窓から差し込む日差しの暖かさ。
春にはどんな季節を感じさせてくれるのか楽しみです。
自分たちの目指した「おばあちゃんの家」。そんな願いをこの家は叶えてくれています。
夫婦共働きのわが家では「縁側」は「物干し室」として大活躍。実用面でもとても満足しています。
ギャラリー
建築地: 埼玉県本庄市
テーマ:
完工日: 2015年04月