きちんとした「線」

自然界にはきちんとした「線」がほとんどありません。


定規で書いたような線ってあるのかしら？

水平線だって地球のカーブに沿って
大きく湾曲していますよね。
地平線だってそうです。



だからこそ幾何的な線にあこがれてしまいます。


建築物も直線が規則性を持って
そこにデザインが生まれるものが好き。

建築家の設計も規則性の高い直線
（時には曲線ですがそれも規則性を持ちます）
から成り立っていて、それらがデザインを作ります。

日立駅の駅舎だってそうですよね。

なんとなく雰囲気でのデザインも良いのですが、
やっぱり私は規則性をもった直線が生むデザインこそが
美しいって感じてしまいます。

オリンピックで使う国立競技場。

あれはあれで「ランドマーク」ですからね。
直線だの曲線だのを超越して
インパクトのある建築物であることが大切。
そういった意味では、もっともっとトンガっていても良いように感じます。


それはそれとして。


モリハウジングはきちんとした「線」を意識し、
その中に自然界のランダムな線が演出し、
そんなギリギリのデザインを今後もすすめます！