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キッチンのディテール⑮ 最終編

食品庫の話題を昨日まで書きました。

 

約1ヶ月に渡りキッチン周辺の話題をつぶやいてきましたが、今日の食品庫の中身についてでいったん終了します。

 

食品庫の役割をこれまで書いてきましたがほとんどのご家族は棚ありきでご要望されます。

この棚も奥行きが例えば40~45cmもあればほぼ煩雑な棚になるでしょう。

 

奥行きが深いと、当然載せるものも大型になる。あるいは数が多くなり無造作感が拡がります。

缶ビールやペットボトルのお茶をもし棚に並べるとなると、たぶん4列か5列納まるでしょう。

 

どう考えても取りずらいし、落とすかもしれませんから20cmもあれば十分です。これは調味料やカップ麺でも同じでしょう。

また、可動の棚にしなければたぶん無駄な空間が大きくなって、なんか売れ残りのコンビニの棚のようになるでしょう。

 

最低でもここにつける棚は可動式、もしくは移動式でないといざというときに使いづらくなります。

また奥行きがありすぎると整理整頓どころか、置き方の勉強を相当しないと満足しないでしょう。

 

これも毎度話してきましたが、適材適所であるべきで多くのものを入れるだけ入れるほど内部の計画もきちんとしないといけない

ということになります。備蓄用のものと汎用のものは列を変えて左右において棚の奥行きを変えるなりちょっとした

 

かゆいところに気を回すべきと考えます。

では、いったんキッチン回りは終了して、次回から今の時代に必要な空間を「新しい生活様式」に当てはめて考えたいと思います。

 

 

千金堂 置賜店 の紹介
千金堂 置賜店

近年、誰もが「地球温暖化」という言葉は耳にすると思います。住宅を提供する我々建築家は社会的な役割として環境にやさしい住宅を提案するのに省エネでかつ快適な空間を実現することを命題としなければなりません。地球温暖化の回避に自然と向き合うようになる住宅の実現をまず第一に考える会社であります。