消費増税決定と増税対策
先日、2019年10月の消費税増税(8%→10%)閣議決定されましたね。
僕が小さかったころは消費税がなかったわけで、1989年の導入前のときは確か「売上税」とも言われてましたよね。
ともあれ、消費増税があるということは住宅に関して言うと大きく2つの課題があります。
1.いつまでの契約が適用になるのか
2.増税後の需要落ち込み対策はあるのか
ということです。
どちらも過去の例がありますので、基本的なラインはそれに従って行われるのではないでしょうか。
1.いつまでの契約が適用になるのか
…これはいままでのケースをあてはめると
・契約は施行の半年前までなので2019年6月30日まで
・引渡し(登記完了)は2019年10月まで
となります。契約が来年の6月30日までとなるとあと半年ちょっとあるので、そんなに焦らなくてもいいですがあんまりギリギリでも資材とか職人さんの手が足りなくなると怖いのでギリギリは嫌ですよね。契約が6月30日までなら引渡しの期日制限はないかも知れませんが、プランを見れば早く建てたいというのがお客様の心理なので。
お客様には「焦る必要はありませんが…」と前置きして、消費税は住宅の工事代金だけではなく新規に買う家具や電化製品やお引越しなど色々なものにかかってくること、をお話して「間に合うスケジュールでのプランニング・資金計画」を提案することが大切だと思います。
2.増税後の需要落ち込み後対策はあるのか
…これはおそらく前回(2015年)に行われた「住宅エコポイント」が再利用されるのではという話ですね。このときは一定の基準(省エネなど)を満たした住宅には一律で30万ポイント付与する、というものでした。1ポイント1万円で、断熱リフォームにも適用できました。今回の基準には耐震性も視野に入れるといううわさもあります。あと考えられるのは「住宅ローン減税の拡充」でしょうか。こちらは全体で言うと金額は百万円単位になりますが、低所得の家庭だと控除が先になって実質あまり意味がない場合もありますので両方とも行うのではないでしょうか。
いずれにしても、すでに省庁では安部総理の指示で検討にはいっているので注意深く見守っていきましょう。
工務店の集客・営業ならジーレックスジャパン →ホームページはこちら
商品の差別化へ!制振装置はこちらから →耐震・制振装置
友達申請お待ちしてます! →代表浄法寺のfacebook
工務店のネット集客ならこちら →工務店情報サイト ハウジングバザール
関連記事
-
耐震診断を絶対に受けるべき家とは?
2019/11/05 |
耐震改修のススメ 政府広報HPより 私が住んでいる千葉県というのは以前から...
-
コミュニティビルダーコラム~小学校の学区別世帯年収と人気住宅地の
2016/09/26 |
コミュニティビルダーコラム ~小学校の学区別世帯年収と人気住宅地の相関関係~ ...
-
工務店経営 コロナ騒動は長期化を見据え出来ることを進めよう
2020/04/04 |
工務店進化道場 コロナウィルスが長期化の様相を見せる中で 色々なところに 影響がで...
-
成約率を上げるには 工務店経営
2020/04/05 |
先日、年間2000棟ほどの住宅会社さんの 広報責任者さんとプロモーションなどについて ...
- PREV
- 国産材関連のニュースより
- NEXT
- 2018年度ウッドデザイン賞