最後まで迷ったのは、ガレージの広さでした。
あくまで、ガレージは車用ではなく、バイクやその関連品をおき、さらに作業も出来るようなスペースをということで、そこまで広くなくても良いが、狭いのも困るというご主人、、、。ガレージよりも玄関をゆったりとシューズクロークも造りたい奥様、、、。それぞれの希望を出しつつもお互いにゆずりあって、逆になかなか決まりませんでした。
けれども最終的に玄関のシューズクロークをなくす代わりに大きな荷物をガレージにおけるように、玄関からガレージに行ける窓を設け、ガレージの開放感と収納としての使いやすさ、両方を兼ねそろえることが出来ました。
リビング側からガレージの様子が見れる小窓、インナーガレージから玄関への出入り口、玄関から洗面所、洗面所からキッチンの動線、リビング階段、二階の廊下とリビング吹き抜けのつながり、空間のつながりを大切にしたこの家は、どこに居ても家族の気配を感じることができ、家族のつながりも深めることが出来る、そんなお家になったのではないでしょうか？
ギャラリー
建築地： 大阪府四条畷市
テーマ： 
完工日： 2017年07月
