注文住宅を考える時、本来平屋は住まいの形の原点でした。しかし、日本の高度成長期には住宅の絶対数が不足していた為、狭い国土の中では上に拡げる事が要求されました。現代における注文住宅、一戸建ての主流である2階建て・3階建てといった住まいは、そういった事情の中、日本の住宅建築の主流になっていきました。そしていつしか「平屋は高い」とか「土地が広くないと…」などと言われ、一般的に家づくりの選択肢からは遠ざけられるようになっていきました。
人々のライフスタイルが多様化してきた現代、シンプルな構造の平屋は必要不可欠なスペースが確保されていればそれほど広い土地を必要とせず、安全性の高さと共に求められる住まいの形となってきました。
平屋は高い壁がない分、屋根から伸びる長い庇は暑い夏の日差しを遮ることが出来、その分自然な風を取り込むことも可能になります。日常の生活では階段の上り下りが無い為掃除がしやすく、洗濯物の出し入れが楽といった利点があります。また、個々の部屋を細かく遮らなければ、ヒートショック対策や気密断熱処理も効果的にその威力を発揮出来ます。
環境や省エネにも貢献できて、健康的で人にやさしい「平屋」。みなさんの注文住宅づくりの選択肢に入れてみては?
原建築設計施工
株式会社エステートアーク
株式会社根岸工務店
メイクホーム 戎谷建設株式会社