家づくりにおいて最も配慮したのは、５歳と２歳の子どもたちのこと。リビング階段と吹き抜けを設けたことで、子どもたちが２階に居ても、その様子が手に取るようにわかります。リビングに隣接した和室には、勉強机や作業棚としても使える２段の棚を設置。遊びや勉強に疲れても、畳の上ならそのままお昼寝もＯＫ。ほぼ家中を見渡せる対面キッチンからは、料理をしながら子どもたちを見守ることができます。「２４時間、どこにいても子どもたちが何をしているのかがわかるので、安心して子どもを育てられます」と奥様も満足そう。
白を基調にコーディネイトされた室内には、壁のいたるところにニッチが設けられ、子どもたちの写真や人気キャラクターが飾り付けられています。キッチンと洗面所を仕切るアールさがり壁、クロス巻き込みのシンプルな窓枠、さりげなく彩られたシャンデリア、淡いピンクのブロックガラスなど、細部に奥様のセンスがキラリ。可愛らしいアクセントになっています。玄関、洗面所、キッチン、リビングを突き当たりのない動線で結んだことで、生活しやすい空間が生まれました。
ギャラリー
建築地： 群馬県桐生市
テーマ： 
完工日： 2010年10月
