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建替えと増改築どっちがいいの?


築20年以上の建物でまだまだ使えるのでは?もしかしたらこの際立て替えした方がいいのでは?とか悩む事もあると思います。良くあるケースだと思うので、建替えか?増改築か?メリット・デメリットを確認した上でどちらで進めればいいか?判断して行きましょう。









目先の金額で決めないようにしましょう!
悩んでいる場合にはいくつかポイントがあると思います。
1つはコストの問題
2つ目はまだまだ使えるのではないか?
3つ目は家族の意見調整(親が建替えには反対だが増改築ならいい等々)



築年数だけでは判断できない!        
築20年だからリフォームがいい、築30年だから建替えがいいというのは一概に言えない事には理由があります。
※今住んでいる人のこれからの生活スタイル、間取り、敷地状況などによって大きく変わります。状況次第ではリフォームで建替え以上の費用がかかる場合もあります。また建物の状況によっては、築年数が古くても非常にしっかりした建物で定期的にメンテナンスをしていることもあるので、多少のリフォームで済んでしまう場合があります。



まだ使える部位であってもすべて取り壊して新たに新築ですので、解体費用、また仮住まいの準備や家賃、引っ越し代、登記等の費用も更地に新築よりも金額は加算されやすいです。




 
使える部位はそのまま活用という事で割安なイメージがあるかもしれませんが、一般的にリフォームの方が総額が安く済むケースが多くあります。建替えに際しかかる仮住まいの費用等も不必要な場合もあります。しかし内容によりますが、リフォーム工事は壊しながら造るという仕事の為、工事単価が割高の場合も多くあります。


費用面で考えた場合、建替えにかかる費用の7、8割程度リフォームでもかかりそうなら建替えの方がいいかもしれません。あくまでも想定ですが、このような案件の場合、現在の建築基準と当時の建築基準で考えても、現在の「長期優良住宅」や省エネ、耐震基準など住宅の性能はここ20年で大きく発展していますので、今後20年、30年と考えた場合のトータルコストで考えて(ランニングコスト)もいいかもしれません

リフォームでもったいないのは「繰り返しリフォーム」です。
少し直し、また少し直しというのは費用的にも1回の根本的な工事に比べると費用が割高になりやすいので注意が必要です



構造の劣化、シロアリ処理、防水、基礎の劣化等がある場合には大きく費用がかかる場合があります。
ポイントはどれくらい持たせたいか?この費用で見合うか?を判断しないといけません。





建替えか?増改築か?の場合予定している施工業者に相談し「建替え案」「増改築案」と2つのプランをお願いしてみましょう。それぞれ専門家の目で提案してくれるでしょう。状況を良く説明してもらい、その上で判断されて行くといいでしょう。新築が得意な会社だと状況も良く確認しないで「新築」ばかり進める会社もあるそうですが、そのような会社は要注意です。あくまで建物の状況、施主の状況等を考えてくれる施工業者をまず探す事から始めていいかもしれません。




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