ハウスメーカー1月の受注状況発表 明暗が別れはじめる
公開日:
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最終更新日:2024/03/28
工務店 経営
今回は2024年1月における戸建て注文住宅の受注状況に関する最新情報を、皆様にご報告申し上げます。
まず、業界を牽引する大手ハウスメーカー12社が2月20日までに発表した速報値によりますと、前年同月比で
4社が↑増加傾向、
8社が↓減少となっています。
特に注目すべきは、住友林業が7%の増加を見せ、これで6ヶ月連続の増収を記録している点です。また積水ハウスは10%の増加を達成し、2カ月連続の好調を維持しています。
さらに、積水化学工業が12%増となり、約20ヶ月ぶりに増加へと転じました。これは業界にとっても明るい兆しと言えるでしょう。ヤマダホームズも2%増と小幅ながらも4ヶ月ぶりに増収となり、着実な回復が見受けられます。
一方で、減少傾向にある企業もあります。
これまで好調であった旭化成ホームズが7%減となり、5ヶ月ぶりに受注数の減少を経験しました。パナソニックホームズとタマホームがそれぞれ4%減、5%減と4ヶ月ぶりに減少し、ミサワホームは28%減と大きな落ち込みを見せ、3ヶ月ぶりの減少となりました。
さらに大和ハウス工業は31%減、日本ハウスホールディングスは32%減と、著しい減少を示しております。三井ホームとヒノキヤグループもそれぞれ13%減、4%減と、低迷が続いている状況です。
好調を維持している住友林業の要因は何でしょう?
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