コミュニティービルダー協会は
「内閣府beyond2020」の認定および「外務省JAPAN SDGs Action Platform」の紹介団体です。

工務店 経営 木材値上がりと第3次ウッドショック

公開日: : 最終更新日:2023/10/03 住宅営業, 住宅資材, 工務店

IMG_6256

昨年の9月このブログで

工務店 経営 住宅向け木材、米国で高騰

という記事を書いたのですが、

まさに「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く」の習いどおりに

現在、日本の建築業界では構造材の仕入れが危機的で

一部では

”第三次ウッドショック”

と呼んでいます。

 

そもそもなぜ、北米で木材が高騰したかといえば

もともと欧米というのは家に関して

自分で直したり付け加えたりして家の価値を上げていく

というのが当たり前のところがあるんですが、

住宅着工も増えてすごくツーバイフォー材の需要が

すごく増えているということが出ています。

 

実は新型コロナの影響があって

このところずっとメーカーの方が生産を抑えて

木材を作るのを抑えていたのもあって

供給が多いついていないということなんですね。

価格上昇するっていうと大変なんですが、

どのくらい上がっているかと言うと

実際最高値を更新中。

いわゆるSPFですね、

スプルース・パイン・ファーのことですが、

こちらの方が上がっているのだそうです。

 

なぜこんな最高値更新中なんてことになってしまったかと言うと、

さっき書いたようにメーカーは新型コロナで大変だから需要が減るだろう!

と考えてレイオフいわゆる大量解雇して減産したわけです。

 

ところが、木材メーカーの予想に反して

在宅の時間が増えたことで

家の中のリフォームとかちょっと変えたいとか、

キッチンですとか庭のフェンスとかですね

まあそういった家の中を改修したいという人が

増えてしまったんです。

しかも4月には90万戸を割った住宅着工数が

7月には150万戸弱というところまで戻ってきている。

150万戸ですよ!

すごいですよね。

日本なんか注文住宅が年間30万戸割っているというのに。

アメリカの工務店さんは経営が上向きますね。

 

それで木材メーカーは増産したいのですが、

もう減らしてしまった従業員も再雇用しようとしても

既に他の会社に就職してしまったりとかしてて戻ってこない。

増産できないが需要はあるということで、値上がりとなってしまったんです。

 

これに加えて欧州材も値上がりして中国は高くても買うし、

品質にうるさくて買い叩く日本に優先して売る必要があるのか?

ということになっています。

ただし、コロナがいつまで続くかによってこの流れがいつ終わるかも

関わってきますので、日本にまったく売らないということにはならないと思います。

 

そして、ここで問題になるのは結局のところ2点

1.住宅の見積の値上がり

2.材料が入らず着工のめどがたたない

です。

1番の見積の値上がりについては、

これから商談に入る分に関しては単純に見積もり金額を上げればよいのですが

問題は既に見積を出して契約しているが、木材の発注がまだという案件です。

仮に木材が2割の値上がりだとしたら、契約金額のまま着工したら

その2割分を会社側が負担しなければなりません。

 

といって、お客様に

「実は・・・材料が値上がりしたので追加のお金がかかります」

と言えるかどうか。

ただ、その分を会社側が負担して

ただち倒産とかになるレベルではないはずです。

 

ひとつは木材というのは船便なので2~3ヶ月前の発注分はあるということ。

金額にしてもおそらく全体の金額の5%~8%アップくらいではないでしょうか。

ただ、棟数が多いところで利益を薄くやってるところはちょっと大変かもしれません。

 

2番目の材料が入らない、こっちのほうが深刻ですね。

特に契約済みで着工待ちの案件ですね。

注文住宅というのはあたりまえですが着工~引渡しをしないとお金が入りません。

でも会社なり家庭なり「固定費」は毎月かかっていきます。

貯金や融資など今の時点で確認をされたほうが良いと思います。

もっと大変なのは分譲系の会社ではないでしょうか。

それに加えて着工できなければ土地の固定資産税がかかってきます。

 

私個人としてはこれを機会に

「国産材へのシフト」

が進むことを望んでいます。

なぜなら、

地域密着であるはずの工務店がその地域の木材を使うべきだということ。

地域の木材を使うことで燃料消費を減らしエコであるということ。

日本の木材を使って国内林業を支えるべきだということ。

今は木材の値段が外材に比べて非常に高価ではないこと。

これら理由があるからです。

 

これから持続可能な社会を子どもたちに残していくためにも

外材から国産材への転換期になることを望みます。

 

記事 コミュニティービルダー協会 浄法寺亘

工務店の集客・営業ならジーレックスジャパン →ホームページはこちら

商品の差別化へ!制振装置はこちらから →耐震・制振装置

友達申請お待ちしてます! →代表浄法寺のfacebook

工務店のネット集客ならこちら →工務店情報サイト ハウジングバザール

関連記事

図1

工務店 集客 X世代(40~50代)が住宅の参考にしている媒体と

2022/06/27 |

皆さんこんにちは 一社)コミュニティービルダー協会の浄法寺です。 なんと関東では今日梅雨...

記事を読む

syoudan_torihiki

住宅(工務店)営業初級編 初回面談について

2018/01/06 |

最近は「人は第一印象が〇割」というような本が出ていますが これだけ情報があふれていて業...

記事を読む

まだ

工務店 経営 「まだ先客」のコストと利益について

2021/03/13 |

こんにちはコミュニティービルダー協会の浄法寺です。 今回は、「まだ先客」こと「新規中長期見込み...

記事を読む

logo

工務店 経営 住宅省エネ2024キャンペーン開始!

2023/12/26 |

今年も残りわずかとなりましたが、 住宅関連事業者にとって、大事なお知らせです。 12...

記事を読む

  • 木の家住宅サイト『ハウジングバザール』

    もし、木の家をつくっていて
    もっと多くのお客様と出会いたい
    という会社さんはぜひ見てください。
    月間PV200万の住環境サイトです。
    掲載のお問合せはこちら↓

  • 協会の著作

    代表理事の浄法寺が書いた住宅営業向けの本です。特にこれからの住宅営業向けに基本的な考え方と流れについて書いています。

  • 協会の著作

    代表理事の浄法寺が「SDGsをどうすれば建築業に活かせるか」を具体的な事例を取り入れながら書いた本になります。

  • 僕たちが応援している【建築会社ができる社会貢献】のひとつのかたちです。

  • 当協会主催の勉強会です。
    せっかくのご縁で知り合えたお客様
    でも「まだ先なんです…」と言われたとき
    どうやって成約まで進めていますか?
    具体的な方法を知る勉強会です。

  • 当協会監修の本です。工務店さんの集客に役立つアイデアがたくさん詰まってます!!

PAGE TOP ↑