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工務店 経営 太陽光発電は本当に増えているのか?

公開日: : SDGs, 住宅資材, 工務店 経営, 社会

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太陽光発電協会(JPEA)が発表したデータによると、

2023年度第3四半期(10月~12月)の太陽電池モジュールの国内総出荷量は

前年同期比5%増の約158万5000kWに達しました。

 

特に注目すべきは、住宅用の太陽電池モジュール出荷量が9%増加した点です。

これは住宅着工数が減少する中、

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及に向けた動きが

活発であることを示しているのではないでしょうか。

 

出荷量の詳細を見てみますと、

国内製造分は約10万kWと前年同期から11%減少していますが、

海外製造分は約146万8000kWと5%の増加を見せており、

海外生産の比重が増している傾向が明らかになります。

 

性能別では、特に300W以上の高出力モジュールの出荷が増加しており、

これは技術進化と市場ニーズの変化を反映しています。

 

用途別では、非住宅合計が約119万1000kWと2%増である一方で、

発電事業用途は4%減少しています。

しかし、商業施設や工場、学校など一般事業用途では

約48万6000kWと13%もの大幅な増加が見受けられます。

 

日本企業に目を向けると、

総出荷量は約62万kWでほぼ前年と変わらない水準を保っていますが、

国内工場生産は11%減少しており、海外工場生産も1%の減少を見ています。

 

用途別に見ると、

住宅用が7%増と健闘しているものの、

非住宅用途は9%の大きな減少を示しており、

特に発電事業用が27%減となっているのが目立ちます。

一方で、一般事業用は18%増となっており、

市場の需要変化が見て取れます。

 

この情報は、JPEAの会員33社を対象とした調査に基づくもので、

23社からの回答をもとに集計されたものです。

このデータは、太陽光発電市場の現状と今後の動向を理解する上で精度の高い情報かと思いますので

建築会社様の今後の商品の計画や戦略策定においてひとつの考慮点となるのではないでしょうか。

 

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