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工務店 経営 2017年の住宅市場

公開日: : 最終更新日:2016/01/09 住宅営業, 工務店, 工務店 集客

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段々寒くなりましたね。きれいな冬ばれもみれますね。

工務店 経営 2016年の住宅市場

今年もあとわずかになってきましたが、いかがおすごしでしょうか?

この時期は年内竣工の物件や既存客への挨拶回りなどで猫の手も借りたい位忙しいと思います。

そしてこの時期は来年以降のことを考えるいい機会ですよね。

さて今年も色々ありましたがトピックスを紹介したいと思います。

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住宅メーカーの海外進出がいよいよ本格的に

積水ハウスやダイワハウスを筆頭に海外進出が目立つようになってきた。

国内市場だけでは厳しい、そして事業ドメインの拡大としてリフォームなどもやっているが

それでも中々追いつかない。注文住宅を中心の会社には厳しい市場環境になってきました。

一時的に相続税の非課税枠の縮小や高齢化もあり賃貸住宅の需要が高まり(今もこの市場は堅調)

プレハブメーカーを筆頭に全体の業績は良かったものの注文住宅市場は厳しさをます。

そして今までのノウハウを生かして海外へ住宅の販路を目指して進めたが

例えばセキスイハウスはオーストラリアで大型分譲を行ったが非常に評判がよかった。

これは欧米社会にはない、デザイン性そして機能面が非常に高い評価を受け現地価格では割高感が

あるものの見事に完売にこぎつけたという。機能面ではよくウォシュレットも評価が高いが

キッチンから洗面も評判がいい。そして実は海外で意外なほど評判がいいのが換気システムだという。

機密性や耐震性が高い建物に加え空気がきれいだということに非常に関心が高いという。

これはタイ、中国でも同様の傾向だそうだ。日本のプレハブ住宅は戦後生まれたが日本の工業製品への

信頼性の高さから住宅の工業化ということが更に信頼性もあり人気だという。

新興国を中心に販路拡大の真っ最中だがヨーロッパやアメリカにも進出している会社もある。

超富裕層向けに和室のみを販売する工務店もアメリカ市場で好調だ。

和室2間で値段が2000万という破格値だが、オーダーに答えきれないくらいだという。

日本からの輸出品で最後の大型品目になるのではと経済誌はじめ注目度は高い。

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大和ハウスの躍進

もはや住宅メーカーの域をこえていますね。

住宅業界で初の3兆円台の売上げも視野に入ってきている。これは凄いですね。

住宅という観点でなく建物という観点で法人ルート特に土地所有者や企業とのパイプを

長年培ってきた。これがここ数年飛躍的に伸びている。それが非住宅部門だ。

商業施設か物流事業や従来からの賃貸住宅も堅調で他を寄せつけない圧倒的な強さだ。

もちろん外部対策だけではなくて内部においても人材育成にも力を入れている。

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アマゾンの定額リフォームサービス開始

ダイワハウス、積水ハウス、ダスキン、アマゾンと提携して定額リフォームサービスを開始

同様にIT企業のグリーも「リノコ」というサービスを開始している。

定額リフォームはもちろん企業側もリスクもあり今後とも課題はあるが

各社とも積極的で安心できるサービスということで今後リフォーム業界が大きく変わるかも知れない

インパクトがある。

細かい数字は出ていないものの既に数万ユーザーが活用しているという話もあるが

押しなべて評価は好調だ。

リフォーム市場

リフォーム市場の内訳

一時30代なども増えていたリフォーム市場だが今年度は平均年齢や所得についても3年ほど前に戻った

感もある、その中で注目は外壁や屋根だ。水周りの工事は定番だがこれら外部工事は施主さんからの

要望が強い項目であるという。ここでのパーセンテージは外壁のほうが多いが外壁の工事の際に足場を掛ける

関係上屋根も一緒に工事しようかと決断する施主も結構いるそうだ。

その他注目は収納工事。ここは従来ランクには入ってこなかった場所だがメディアによる宣伝効果か

収納を美味く活用しようとするリフォームも人気になってきている

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スマートハウスがより進む

LIXL住宅研究所とHondaが共同開発している次世代住宅

これは省エネより一歩進んで創エネそれからスマートハウスへの一歩だったと思う。

ロボット化もさることながらHEMSさらにIOTの分野まで踏み込んだ新しい住宅になると

期待もされている。

そして・・・・

2016年の住宅市場では

昨年と大きな流れは変わらないものの消費増税へ向けての受注状況が考えられる。

リフォームではついにセキスイハウスリフォームがトップシェアになったことから

いよいよ大手住宅メーカーのリフォームへの本腰が更に加速し工務店市場へも食い込んで

来るでしょう

住宅と異業種のコラボも進むだろうがそれだけにとどまらない。

対策は基本に帰るということが一番だと思う。

1件の既存客を如何に大事にできるか?住宅は金額も大きい。

例えばアフターサービスでも呼ばれないと行かないではなくて呼ばれる状況を作らない。

そんなサービスで会って欲しいと思うし地域工務店のよさはコマメに対応してくるところにある。

広告や宣伝では大手にかなわない。

そんなところじゃなくても今もっている価値をどんどん出していくべきだと思う。

基本というのは真理にも通じます。

言葉遣い、身なりから始まって対応方法・・・考えればいくらでもある。

特に住宅を扱う工務店は既存客を徹底的に大事にする。その為に何ができるだろう。

そう考えて進めていくことが大事だと思います。

細かなテクニックがないわけではないけどまずどこに力を注ぐか。それが大事なことだろうと思います。

来年は今年以上にいい年になりますよ!

新春でもセミナーを行いますので良かったらいらっしゃってください。

 

 

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