能登半島地震 石川県からの住宅復興支援補助額について
公開日:
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最終更新日:2024/01/25
社会
能登半島での地震は多くの住宅に損害を与えましたが、石川県の土木部建築住宅課のホームページからは住宅再建の支援と修理業務に関する有益な情報が提供されています。
住宅の被害規模 に応じた支援金の提供が実施されており、全壊・大規模半壊・中規模半壊・半壊の場合の支給上限は70万6000円、準半壊の場合に対しては上限34万3000円となっています。
さらに、緊急修理を必要とする場合の雨水を防ぐための住宅へのブルーシートの設置などにも、上限5万円の支給があります。なお、修理費用は、市町から修理業者に直接支払われ、限度額を超える部分は自己負担となります。
石川県では被災 住宅の初動として、清掃前の写真撮影を推奨しています。これは被災の様子を明確にし、「罹災証明書」の取得に必要となります。
撮影のポイントとしては「家の外と中の写真を撮ること」
周囲や部屋ごと、さらに損害範囲がわかるようにメジャーや人物を含めた撮影も忘れずにと指摘しています。
解体・撤去作業 や耐震性を保つための注意点も共有されており
①天井、壁、床の順に上からはがすこと
②柱や梁の間を通している「筋交い」「貫」「小舞」をむやみに除去しないこと
③板戸やサッシは建て直しをする際に再利用できる場合があるため、状態が良ければ保管しておくこと
④再建の方向性を伝えて専門業者やボランティアの人たちと相談をしながら進めることを勧めています。
しかし、このような状 況下では悪質業者も跋扈しやすく、過去には強引な勧誘や雑な修理工事、偽の公的機関委託をうたう点検などの苦情も寄せられたと国民生活センターは報告しています。特に「火災保険を使って自己負担なく住宅の修理ができる」など、保険金が使えると勧誘する手口には注意するようにと呼び掛けています。
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