工務店経営 時流予測
公開日:
:
最終更新日:2020/03/03
工務店 集客
工務店も時流予測
「時流予測」というものが世に出回ってきますね。
この時流予測というのは、
「時代の流れ」と言い換えても良いと思うのです。
経営という航海をしていても、潮の流れを見ることは
大切なことです。方向を間違えると大変なことになりかねません。
幾つか紹介したいと思います。
2020年に予測される大きな流れ
AI市場が3兆円へ
インドが世界第5位の経済大国へ
ドローン配送が開始 22年には完全稼働
自動走行車がレベル3(完全ではないが、ほぼ自動走行)
日本女性の二人に一人は、50歳以上に
経済大国は、日本、中国、インドへ 東洋の時代
仮想通貨、電子マネーが主流通貨へ
空き家、空室率が20%台へ
あらゆる分野で人手不足が深刻化
公務員、議員までも人手不足になる
まだありますが、次回では建築業界に焦点
に当てて紹介しようと思います。
建築業界の時流予測
ZEHの義務化
中古住宅の安心R住宅の普及
中古住宅流通とリフォーム市場の拡大
*福岡では現時点で35%が中古住宅流通
2030年までに中古住宅市場が住宅市場の半分に
新築市場は現在の半分まで減少
業界全体29歳以下10% 55歳以上40%
人手不足、職人不足による受注不調顕著
工務店後継者不足が深刻化
工務店の統廃合の加速
シニア向けリフォーム コンパクトハウスの伸長
などあります。
大きな点では、やはり人手不足、職人不足と共に
新築市場が大幅に減少し、中古住宅市場が
住宅市場の中心になりそうだということでしょう。
より、欧州型のストック型住宅政策へ進んでいくことに
なりそうですね。
自社の既存客はともかく、その他の中古住宅のリノベや
新規のリフォーム受注をどこから受注していくか?
ここ2年でこの仕組みをしっかりしておきたいところですね。
新築市場だけで考えると厳しい状況になることは
明らかです。
さてそんな中あり方について考えてみました。
積小為大
小さな積み重ねが大を産むという言葉で
二宮尊徳と言葉です。
裏を返せば、大きなことは小さな積み重ねともいますね。
理念や目標を掲げたら
少しつづ、ジワジワと近づくようにすることが尊い事だと思います。
この、少しづつ、ジワジワとする努力を
剣術の柳生家では「三摩之位」(さんまのくらい)として
代々伝わっています。
三摩とは、仕事、人生、剣術 全てにおいて修行し全人力を
磨け!ということです。
人生も仕事も剣術も切り離せない。
全てを磨き上げることが重要であるということです。
中々考えていても実践するとなると優しいことではない
かも知れませんね。
しかし、小さな積み上げができるということは
いづれ大きくなるということとも見ることが出来ます。
自分にとっても会社にとってもお客様にも良い仕事の
循環をいまこそ創っていく良い時期だとおもいませんか。
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